住宅用又は家具用のワックス

1.品名
- その用途を適切に表現した用語に「ワックス」の用語を付して表示する。
2.成分
- その含有率が1%以上の主要成分(水を含む)について、一般的な名称によりその成分の名称を表示する。
- 一般的な名称の例として、「ろう」「油脂」「有機溶剤」「合成樹脂」「シリコーン」「水」がある。なお、有機溶剤、合成樹脂については、併せてその具体的な種類を表示することが望ましい。
3.種類
- その種類を示す用語を用いて適正に表示する。
- その種類が次の表に掲げる種類の場合は、それぞれ同表に掲げる種類を示す用語を用いて表示する。合成樹脂を主成分としたものは、種類を示す用語の次に括弧書きで「樹脂系」の用語を用いて表示する。
種類 | 種類を示す用語(表示名) |
---|---|
ろう、油脂、合成樹脂などと有機溶剤を水に乳化したもの | 乳化性 |
ろう、油脂、合成樹脂などを水に溶解、乳化または可溶化したもの | 水性 |
ろう、油脂、合成樹脂などを成分とするもので前2項に掲げるもの以外のもの | 油性 |
4.用途
- その用途を適切に表現した用語を用いて表示する。
- 使用できない材質についても表示することが望ましい。
5.正味量
- グラム単位もしくはキログラム単位又はミリリットル単位もしくはリットル単位によるものとなっている(許容範囲は表示値の-3%以内)。
6.使用量の目安
- 使用の適量について具体的に分かりやすく表示すること。
- 「使用量の目安」として、事業者が製品の特性に合わせた表示を行うことができる(例:1袋(小袋)で○○平方メートル塗れます)。
7.使用上の注意
- 危険、事故の応急処置、室内環境面の配慮などの必要事項を製品の品質に応じて適切に表示する。
- たとえば、有機溶剤を含むようなワックスでは「塗布する際、火気に注意すること」や「万一飲み込んだ場合の処置」「密閉した室内で塗布すると有機溶剤が揮発して危険」等。
8.表示者名等の付記
- 表示した者の「氏名又は名称」及び「住所又は電話番号」を付記し、責任の所在を明確にする。
表示方法等
- 最小販売単位ごとに、その容器又は包装等消費者の見やすい箇所に本体から容易に離れない方法でわかりやすく表示する。
表示例

雑貨工業品INDEX
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- ティシュペーパー及びトイレットペーパー
- 障子紙
- 衣料用、台所用又は住宅用の漂白剤
- 塗料
- サングラス
- 浄水器
- ショッピングカート
- 食事用、食卓用又は台所用のアルミニウムはく
- 合成ゴム製器具:台所用容器等
- 合成ゴム製器具:皿等
- 合成ゴム製器具:まな板
- 合成ゴム製器具:製氷用器具
- 合成ゴム製器具:食事用の器具等
- 強化ガラス製器具
- ほうけい酸ガラス又はガラスセラミックス製器具
- 漆又はカシュー樹脂塗料等を塗った食事用、食卓用又は台所用の器具
- 鍋
- 湯沸かし
- 魔法瓶
- 革又は合成皮革を製品の全部又は一部に使用して製造したコート、セーター、ズボン、ドレス、スカート、上衣
- 革又は合成皮革を製品の全部又は一部に使用して製造した手袋
担当:表示対策課