食品ロスについて知る・学ぶ
食品ロスとは?なぜ食品ロスの削減が必要なの?
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。
日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は523万トン(※)。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2021年で年間約440万トン)の1.2倍に相当します。
また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると"お茶碗約1杯分(約114g)の食べもの"が毎日捨てられていることになるのです。「もったいない」と思いませんか?
大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から、食品ロスを減らすことが必要です。
- ※農林水産省及び環境省「令和3年度推計」
消費者・事業者双方の協力が必要です
食品産業では、平成24年4月から食品廃棄物の発生抑制の重要性が高い業種について、環境省及び農林水産省が食品リサイクル法に基づく「発生抑制の目標値」を設定し、食品ロスの削減の推進を図っているところですが、そもそも食品ロスを発生させる要因の一つとして、消費者の過度な鮮度志向があるのではないかといわれています。
そのため、関係府省庁の連携のもと、消費者が食品ロスに対する認識をより高めて消費行動を改善するような働きかけを行うこととし、消費者庁ホームページに「食べもののムダをなくそうプロジェクト」に関するページを設けました (平成24年10月17日)。
食品ロスの問題を知って、その削減のため、できることから始めませんか。
特集
食品ロスにしない備蓄のすすめ
啓発用動画「あすの料理 ~おいしく変身!災害用備蓄食品~」

- あすの料理 ~おいしく変身!災害用備蓄食品~
- 元帝国ホテル特別料理顧問の田中健一郎氏が考案した災害用備蓄食品を活用した簡単でおいしい料理例を、動画で分かりやすく説明しています。
期限表示から食品の特性を知る
食品ロスを減らすための店舗での取組について
外食時の食べ残しについて
食品ロスについて学ぶ 1 : 政府広報オンライン
- 動画で見る(インターネットテレビ)【外部リンク】
- テーマ:もったいない!食品ロスを減らしましょう~大切な食品を捨てない取り組み(公開日:平成25年(2013年)4月18日)
- テキストで読む【外部リンク】
- テーマ:もったいない!食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らそう(更新日:令和元年(2019年)12月16日)
食品ロスについて学ぶ 2 : 参考資料・調査結果等
- ※地方公共団体、民間団体等からの情報をお待ちしています。
消費者教育推進課(メール:no-foodloss■caa.go.jp(※メール送信の際には、■を@に入れ替えて下さい。)又は電話:03-3507-9244)までご連絡ください。
《関係省庁》
- 消費者庁
- 食品ロス削減ガイドブック(令和4年度版)NEW
- 食品ロス削減関係参考資料(2023年6月9日)全体版 [PDF:9.1MB]NEW
分割版1 [PDF:5.4MB]NEW 分割版2 [PDF:5.1MB]NEW - 食品ロスにしない「備蓄のすすめ」(平成31年3月作成)[PDF:556KB]
- よりよい食生活のための「図で見て分かる 消費者政策の学び」(平成31年3月作成))[PDF:1.6MB]
- 健康と環境に配慮した適量のすすめ(平成30年8月27日作成)[PDF:737KB]
- 消費者庁は、生産から消費までの食べ物の循環を意識し、健康な生活や環境に配慮した適切な「食」の選択が行えるよう、「食」に関する消費者教育として「消費者庁における食育の推進(平成31年1月28日版)」を作成しました。
- 食品の期限表示に関する情報
- 消費者教育ポータルサイト →「食品ロス」で検索してください。
- ※併せて、消費者向けの教材、講座、取組情報も募集しています。
- 平成29年度事業:徳島県内のモニター家庭における食品ロス削減の検証結果
- 平成29年度消費者の意識に関する調査結果
- 持続可能な開発目標(SDGs)の推進と消費者政策
- 経済産業省
- 国立国会図書館
《地方公共団体》
《民間》
食品ロスについて学ぶ3 : 子ども向け教材
- めざせ、食ロストレーナー!~毎日おにぎり1億個のムダをなくそう!~
日本では毎日おにぎり約1億個分の食品ロスが出ていると言われています。食品ロスとは何か、減らすためには一人一人がどのような行動をしたらよいか、子どもたちに学んでもらうために動画を作成しました。- 動画「めざせ、食ロストレーナー!」はこちら
- 動画の最後に出てくるパスワードを入力すると、食ロストレーナー認定証のファイルを開くことができます。
- もったいないすごろくNEW
- 令和4年度こども霞が関見学デーで実施予定だったすごろくを少しだけ動画にしました。イヤヤンに体験してもらっています。クイズや事例を通して食品ロスについて学びながら、ゴール(口の中)をめざします。
- 動画「もったいないすごろく~食品ロス・ゼロをめざして食材の旅をしよう~」(1分10秒)
- すごろく用食品ロスクイズ・事例紹介 一部抜粋 [PDF:443KB]
- 長野県松本市では、まだ食べられるのに捨てられてしまうもの「食品ロス」を減らすための取組みを、「ごみ減量」と「食育」の観点から推進しています。その一環として、子どもたちに、食べものを大切に思う気持ちや、「もったいない」と思う気持ちを育んでもらうために、食品ロスをテーマとする絵本を作成しました。
- 長野県松本市では、食品ロス問題について未就学の児童にも理解してもらえるように、消費者庁の地方消費者行政活性化交付金を活用し、未就学児向け紙芝居「みんなでおいしくいただきます!~お皿ピカピカ大作戦~」を作成しました。
- ※ブラウザによってはエラーが出ることがあります。その場合は一度リンク先のPDFファイルを保存してから使用してください。
- 2の紙芝居は、松本市のマスコットキャラクターの代わりに、お住まいの地域のゆるキャラや、お好きなアニメ等のキャラクターの切抜きを貼り付けて使うことができます。
- ゆるキャラ追加作業用のイラストレータバージョンのファイルなどはこちら。
担当:消費者教育推進課