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サステナブルファッションに関する日仏シンポジウムにおける大臣ビデオメッセージ

サステナブルファッションに関する日仏シンポジウムにおける大臣ビデオメッセージ

(挨拶全文)
消費者及び食品安全担当大臣の若宮健嗣です。サステナブルファッションに関する日仏シンポジウムの開催にあたり、御挨拶申し上げます。
近年、ファッション産業の大量生産・供給・廃棄に伴う環境負荷やサプライチェーンにおける労働環境管理などの課題が強く認識され、世界各国で対応が進められています。これらの課題の解決には、事業者などの取組にとどまらず、消費者の主体的な意識・行動変容など社会全体での対応が不可欠です。
フランスでは、衣類在庫の焼却・埋め立てによる廃棄を法律で禁じるなど、世界に先駆けた取組を始められたとお聞きしています。我が国でも、昨年8月に、事業者及び消費者双方に対する取組を政府一体となって進めることに合意をしたところです。
本日のシンポジウムでは、日仏双方の情報交換にとどまらず、「何が消費者の意識や行動変容の鍵となるのか」、などにつきましても深い議論ができればと考えております。本日のシンポジウムが、世界的なサステナブルファッションの推進を後押しするものとなること、また、これを機に日仏間の協力も進展することを祈念して、私からの挨拶とさせていただきます。