ジャー炊飯器

1.最大炊飯容量
- 1回に炊飯できる最大量をリットル単位で表示する(許容範囲は、表示値の-5%以内)。
2.区分名(産業用のもの、電子回路を有さないもの及び最大炊飯容量が0.54l未満のものを除く。)
- 以下の表にしたがって、加熱方式及び最大炊飯容量に応じて、区分名を示すA~Hの用語を用いて表示する。
区分名 (表示名) |
加熱方式 | 最大炊飯容量 |
---|---|---|
A | 電磁誘導加熱方式のもの | 0.54リットル以上0.99リットル未満 |
B | 0.99リットル以上1.44リットル未満 | |
C | 1.44リットル以上1.80リットル未満 | |
D | 1.80リットル以上 | |
E | 電磁誘導加熱方式のもの以外 | 0.54リットル以上0.99リットル未満 |
F | 0.99リットル以上1.44リットル未満 | |
G | 1.44リットル以上1.80リットル未満 | |
H | 1.80リットル以上 |
3.蒸発水量(産業用のもの、電子回路を有さないもの及び最大炊飯容量が0.54l未満のものを除く。)
- 定められた試験方法(電気機械器具品質表示規程 別記(測定方法))に沿って測定した蒸発水量の数値を小数点第2位で四捨五入し、グラム単位で小数点第1位まで表示する。
4.年間消費電力量(産業用のもの、電子回路を有さないもの及び最大炊飯容量が0.54l未満のものを除く。)
- 定められた試験方法(電気機械器具品質表示規程 別記(測定方法))に沿って測定した1回当たりの炊飯時消費電力量、1時間当たりの保温時消費電力量、1時間当たりのタイマー予約時消費電力量及び1時間当たりの待機時消費電力量より、次の式により算出し、有効数字3桁以上でキロワット時/年の単位で表示する(許容範囲は、表示値の+3%以内)。

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5.1回当たりの炊飯時消費電力量(産業用のもの、電子回路を有さないもの及び最大炊飯容量が0.54l未満のものを除く。)
- 定められた試験方法(電気機械器具品質表示規程 別記(測定方法))に沿って1回当たりの炊飯時消費電力量を測定し、有効数字3桁以上でワット時の単位で表示する。
6.1時間当たりの保温時消費電力量(産業用のもの、電子回路を有さないもの及び最大炊飯容量が0.54l未満のものを除く。)
- 定められた試験方法(電気機械器具品質表示規程 別記(測定方法))に沿って1時間当たりの保温時消費電力量を測定し、有効数字3桁以上でワット時の単位で表示する。
7.1時間当たりのタイマー予約時消費電力量(産業用のもの、電子回路を有さないもの及び最大炊飯容量が0.54l未満のものを除く。)
- 定められた試験方法(電気機械器具品質表示規程 別記(測定方法))に沿って測定し、有効数字2桁以上でワット時の単位で表示する。
8.1時間当たりの待機時消費電力量(産業用のもの、電子回路を有さないもの及び最大炊飯容量が0.54l未満のものを除く。)
- 定められた試験方法(電気機械器具品質表示規程 別記(測定方法))に沿って測定し、有効数字2桁以上でワット時の単位で表示する。
9.使用上の注意
- 次に掲げる事項を製品の形状又は品質に応じて適切に表示する。ただし、該当事項がない場合はこの限りでない。
- 《イ》使用方法に関する注意事項
- 《ロ》点検・手入れに関する注意事項
10.表示者名等の付記
- 表示した者の「氏名又は名称」を付記し、責任の所在を明確にする。
表示方法等
- ジャー炊飯器ごとに、消費者の見やすい箇所に分かりやすく記載する。
- ※ただし、使用上の注意は本体又は取扱説明書に表示する。
表示例

参考
電気機械器具INDEX
担当:表示対策課