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若宮内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2022年6月10日(金) 9:43~9:49 於:中央合同庁舎第8号館1階S101会議室)

発言要旨

本日は、私から1点ご報告申し上げます。
消費者及び食品安全担当大臣としてご報告させていただきます。
昨日、9日でございますが、農林水産省及び環境省より、令和2年、2020年度の食品ロス量の推計値が公表され、全体では前年度比48万トン減の522万トン、そのうち事業系が同34万トン減の275万トン、家庭系が同14万トン減の247万トンでございました。
食品ロスにつきましては、2030年度までに2000年度比で半減となります489万トンまで低減するという目標に向けまして、現在、関係省庁で連携をいたしまして、制度的な課題を含みます様々な取組を進めているところでございます。
また、先日も企業の方より、食品ロス川柳コンテストの受賞作品、これを自社の日常的な商品のパッケージに掲載していただき、一層の普及啓発にご協力をいただけるとのお申し出をいただいたところでもございます。社会全体での活動にも広がりを見せてきているなと、そう感じているところでもございます。
消費者庁といたしましては、目標達成に向けまして、今後も政府全体の司令塔として、この取組を更に推進してまいりたいと、こう考えています。

質疑応答

冒頭あった食ロスの推計値のことで伺います。
順調に減少を続けているということで、過去最少ということになりましたが、まだまだ2030年度目標には30万トン余り削減が必要かと思います。今回、コロナの影響ということも要因としては挙げられていますけれども、改めて大臣としては、目標に向かってどのように取組を強化されていきたいというふうに考えていらっしゃるでしょうか。

今回の数字、結果的には目標達成に向けてどんどん減ってきている傾向にはあるというふうに認識をいたしております。しかしながら、やはり今ご指摘のように、新型コロナウイルス感染症、この拡大の中で、外食ですとか、あるいは外でのお買い物の機会が減っている中で、在宅での機会が増えているという状況にあるかと思います。そうした消費者の皆さま方の行動の変容、これに伴いまして、やはり外食の事業者におけます営業の自粛ですとか事業活動の制限という、こんな特殊な事情があったのも、この1~2年の傾向かと思いますので、こういった状況が、やはり食品ロスの削減の、この数字には出ているのも率直なところではないかなというふうに認識をいたしてございます。
ただ、そうは申しましても、今お話しのとおり、2030年度に向けた目標、これに向けては着実に進めていかなければいけませんので、コロナの、少しこれから国全体としては、皆さま方の日常の活動が元に戻るような傾向になるかと思いますが、そうした状況の中でも着実に、やはりこの食品ロスに向けては目標に向かって、政府一丸となって取り組んでまいりたいと、こう思っております。

昨日、消費者庁より、大手回転寿司チェーンのスシローに対して、CMなどで宣伝したお寿司を多くの店で販売していなかったということで、景品表示法違反の措置命令を出したという問題がありました。これに対しての大臣の受け止めと、今後こういった企業に対してどういった対応を求めていくか、そのあたり、お伺いしたいんですが、いかがでしょうか。

今ご指摘いただきましたように、公表されてございますけれども、私ども消費者庁といたしまして、株式会社あきんどスシローに対しまして景品表示法に基づく措置命令を行ったところでもございます。これは、同社によります不当表示行為に厳正に対処させていただいたところでもございます。
詳しくは、個別具体の内容につきましては私の方からは控えさせていただきたいと思いますので、消費者庁の方に具体的にお問合せいただければなと、こう思っています。

大臣として、この措置命令が出たことに対しての受け止めというのは、何かございますでしょうか。

そうですね。やはりこれは私どもで厳正に、いろいろな様々な角度から検討した結果、こういった措置命令を行ったということでございますので、実際にその場面では、その担当者の中でいろいろな尺度の中で、やはりそういった措置命令を行うにあたるような内容が確かに確認をされたということになってくるかと思います。
ただ、私自身しては、個別具体の企業に対しての内容につきましては、この記者会見の場ではコメントするのは差し控えるべきではないかなというふうに思っておりますので、そういったお答えをさせていただきました。