黄川田内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2026年7月21日(火) 9:54~10:00 於:中央合同庁舎8号館1階 S103記者会見室)
発言要旨
地域未来戦略担当大臣として、「地域未来戦略」について御報告します。本日、持ち回りで開催しました地域未来戦略本部におきまして、地域未来戦略を決定いたしました。本戦略は、本年6月に「政策パッケージ」としてまとめました強い地域経済の構築に重点を置いた新たな取組のほか、これまでの地方創生で進めてきた取組も含めた全体戦略であります。この戦略に基づき、地方に大規模な投資を呼び込み、各地に産業クラスターを戦略的に形成していくこととともに、地域資源を活用し地場産業を含む地域の産業、地域経済の持続的な成長を図ってまいります。まずは、三つの類型の計画について7月中に先行事例を公表することとしております。また、地域産業クラスター・地場産業を支える仕組みづくりとして、公共施設の集約・再配置や持続可能な公共交通の実現等、地域基盤の再構築を進めるとともに、豊かな生活環境や若者・女性にも選ばれる地方を実現する取組も進めてまいります。
続きまして、こども政策担当大臣として御報告します。本日7月21日(火)、シンガポールのマサゴス社会・家庭振興大臣とお会いし、こども家庭庁と社会・家庭振興省との間での協力覚書(MOC)への署名を行うとともに、意見交換を行います。今回の協力覚書は、我が国とシンガポールとの外交関係樹立60周年を機会に、こども分野におけるベストプラクティスの共有などの政策対話を行っていくことを合意するものであります。こども政策については、両国には多くの共通課題があると考えております。今回の署名をきっかけといたしまして、両国の交流が進み、課題の解決に向けた取組が促進されることを期待しております。詳細はこども家庭庁長官官房総合政策担当までお尋ねください。以上でございます。
質疑応答
- 問 冒頭おっしゃられました地域未来戦略についてお伺いします。こちら、3計画ありますけれども、これは各地方自治体がどのように活用して地方創生につなげるということを期待するか、お伺いします。
-
答
地域未来戦略におきましては、強い地域経済の構築に重点を置きまして三つの類型の計画を定め、それぞれの特性や課題に応じた支援策を講じていくこととしております。これらの計画のうち、都道府県等が主体となって産業クラスターを形成する「地域産業クラスター計画」や市町村等が地域資源を活用した多様な産業発展を促す「地場産業成長プラン」について、多くの意欲的な地方公共団体から積極的に計画やプランの応募をいただければと考えております。また、地域の産業クラスター・地場産業を支える仕組みづくりとして、公共施設の集約・再配置や持続可能な地域公共交通の実現など、地域基盤の再構築も重要でありまして、こうした取組についても地域の実情に合わせて進めていただければと考えております。国と地方公共団体が二人三脚で各地に産業クラスターを形成するなどし、強い地域経済を構築するとともに、豊かな生活環境や若者や女性にも選ばれる地方を実現し、強い地域経済の下支えをしていくことによって日本の強さを国民一人ひとりの豊かさにつなげてまいりたいと考えております。
- 問 おはようございます。今週から多くの小学校で夏休みに入りましたが、親が仕事で自宅にいない家庭などに対し、こどもの孤独・孤立の観点から呼びかけがあれば教えてください。
-
答
今年の夏も猛暑が見込まれる中、共働き世帯等のこどもの、夏休み期間中の熱中症などの健康リスクや孤独・孤立を防ぐことは大変重要であると考えております。
このため、こども家庭庁としては、関係省庁とも緊密に連携し、全国の自治体に対し、学校施設、児童館や放課後児童クラブ等の地域の既存資源を最大限に活用しまして、夏休み期間中のこどもが安心して涼しく過ごせる居場所の確保等を呼びかけるとともに、財政支援も含め、自治体の取組を全力で後押しをしております。夏休み中にお子さんが一人で過ごす等のご家庭におかれましては、各地域で用意される安心して涼しく過ごせる居場所の情報を収集いただき、お子さんに気軽に立ち寄るよう呼び掛けていただきたいと思っております。