黄川田内閣府特命担当大臣(第1次高市内閣)記者会見要旨
(2025年12月12日(金) 8:36~8:41 於:参議院本館3階内閣記者会見室)
発言要旨
アイヌ施策担当大臣として御報告いたします。
明日13日(土)に、私が座長を務めます「アイヌ政策推進会議」に出席いたします。
会議では、アイヌ施策推進施行5年後の検討を踏まえた、今後講ずる措置について御報告するとともに、幅広く議論をいただく予定でございます。
会議前には、北海道白老町(しらおいちょう)にあるアイヌ文化復興・発展の拠点であります民族共生象徴空間「ウポポイ」を訪問いたします。
私は大臣就任前の昨年7月にウポポイを訪問し、その際は、国立アイヌ民族博物館の展示の鑑賞やアイヌ語の体験学習等を通じて、アイヌの歴史や文化、共生社会の重要性について学ばせていただきました。
今回は、アイヌの方々の御遺骨が保管されております慰霊施設における献花、また北海道アイヌ協会の大川理事長をはじめとするアイヌ関係者の皆様との面会を行う予定でございます。
今回の訪問を通じ、お会いするアイヌの皆様や地元の皆様の御意見を、今後アイヌ施策にしっかりといかしていきたいと考えております。日程等の詳細は事務方までお尋ねください。
以上でございます。
質疑応答
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問
アイヌ政策推進会議について伺います。
今回、アイヌ施策推進法施行5年後の検討結果を踏まえて、関係者の方々とどのように話合いを進めていくのかお聞かせください。 -
答
13日の会議においては、法施行5年後の検討を踏まえた、今後講ずる措置について報告する予定でございます。
御質問の会議については、まだ会議の前でございますので、この場で詳細については回答を差し控えたいというふうに思います。
いずれにせよ、今回の会議で出される御意見も踏まえまして、アイヌの方々の誇りが尊重される社会の実現に向けて、アイヌ施策の推進にしっかりと取り組んでまいりたいという決意でございます。 -
問
続けて、アイヌ民族の戸籍簿売買について伺います。
ヤフーオークションでアイヌ民族の戸籍簿と見られるものが出品され、落札されていたと一部で報じられました。アイヌ施策推進法ではアイヌ民族に対する差別を禁じると明記されていますが、今回の出品が事実であれば、差別の助長につながりかねません。政府が把握している事実関係と受け止めを伺います。また、今後取る対応も併せてあればお聞きします。 -
答
お尋ねの件につきましては、報道を通じて承知をしております。
現在、政府内で、本件に関する事実確認を進めているところでございます。
アイヌの人々に対して、アイヌであることを理由として差別することはあってはならないことだと考えております。
政府としては、アイヌの方々に対する差別解消のため、
・アイヌの歴史や文化に関する教育活動の推進
・アイヌ政策推進交付金等による、全国各地でのイベントの支援
・ウポポイを通じたアイヌの歴史・文化の普及啓発
・人権相談・人権啓発事業の充実強化
などを進めているところでございます。
引き続き、アイヌの方々の誇りが尊重される社会の実現に向けて着実に対応してまいりたいというふうに考えております。 -
問
男女共同参画について伺います。
今日、会議があるというふうに発表されましたが、年末に向けて計画がまとめられていると思います。進捗状況を、まずお聞かせください。また一部報道で旧姓使用について法的効力が与える制度の創設を検討とありますが、事実関係を伺います。 -
答
第6次男女共同参画基本計画については、基本的な考え方の答申案を取りまとめるため、本日、男女共同参画会議を開催することとしています。
このため、現時点では、旧姓使用のお話も含めて具体的にどのような内容が盛り込まれているかについてはお答えすることは差し控えたいと思います。
引き続き、年末目途の閣議決定を目指して検討を進めてまいります。