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「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」における大臣ビデオメッセージ

「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」における大臣ビデオメッセージ

(挨拶全文)
会場の皆さん、こんにちは。内閣府特命担当大臣の若宮健嗣です。
「大阪・関西万博」まで残り3年を切り、開催に向け準備も本格化していくなかで、本日のイベントが開催されることを大変喜ばしく思います。SDGs、持続可能な開発目標という言葉が、かなり一般的になってきました。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すこの目標の達成には、消費者の皆さんが、大きな役割を担うことが期待されています。私は、消費者担当大臣として、人や社会、地域そして環境に配慮した消費行動である「エシカル消費」の推進に取り組んでいます。自らの責任ある選択で、社会をより良く変えていくことを意識する消費者の方は一層増えており、これからのキーワードの一つは「良い消費がよい社会を創る」ということになると考えています。そして、このエシカル消費の大きなテーマの一つが、「食品ロスの削減」となっています。我が国の食品ロスの量は、年間約570万トン。皆さんお一人お一人が、毎日おにぎり一個を捨ててしまっている計算になります。コロナ禍で、我が国にも食事を満足に取れない方がいらっしゃる中、このような大量の食品ロスの発生は、我が国社会の大きな課題です。食品ロスは、食料を無駄にするだけでなく、CO2の排出量増加など、環境への悪影響にもつながる深刻な問題です。政府としては、2030年度までに2000年度に比べ半減させる目標を掲げています。この一環として、料理通のタレントのロバート馬場裕之さんに、消費者庁の食品ロス削減推進アンバサダーをお願いしています。会場の皆さんには、ぜひこのイベントを通じて、地球の未来のために自分に何ができるのかを考えていただければと思います。小さなことの積み重ねが毎日の生活に、そして世界へと広がっていくことを願っております。