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「食品中の放射性物質に関するリスクコミュニケーション「一緒に未来を考える~食品中の放射性物質~」」における大臣ビデオメッセージ

「食品中の放射性物質に関するリスクコミュニケーション「一緒に未来を考える~食品中の放射性物質~」」における大臣ビデオメッセージ

(挨拶全文)
内閣府特命担当大臣の若宮健司です。本日は、食品中の放射性物質に関するリスクコミュニケーションに御参加頂きまして有難うございます。開催にあたりまして一言ご挨拶を申し上げます。
平成23年3月11日の東日本大震災から11年を迎えます。地震や津波に加え、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、未曽有の規模の複合災害となりましたが、被災地の方々の絶え間ないご努力や関係者の御協力により、被災地の復興は着実に進展してきました。 現在、生産現場においてはしっかりとした安全対策がとられており、消費者の手に渡る食品については、基準値を超えるものはない状況にあります。
また、昨年、福島第一原発のALPS(アルプス)処理水について、2年程度後を目途として海洋放出する政府方針が決定されております。
こうしたことを踏まえ、被災地の食品の安全性については、消費者の理解を深めるためにも、科学的な根拠に基づいた情報提供を行うことが大変重要です。
消費者庁では、関係府省庁とも連携しつつ、消費者の皆様とのリスクコミュニケーションに積極的に取り組み、皆様に正確な情報をお届けしていきたいと考えております。
本日のテーマは、「一緒に未来を考える」です。福島の食品の魅力やその安全性、関係者の思いなどについて理解を深めていただき、御参加の皆様と一緒に、未来を考えて参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。