全国消費者フォーラムにおける大臣ビデオメッセージ

「令和3年度 全国消費者フォーラム」における大臣ビデオメッセージ

消費者及び食品安全担当大臣の若宮健嗣です。全国消費者フォーラムの開催に当たり、一言ご挨拶申し上げます。
本フォーラムは、様々な立場で消費者問題に取り組む方々が一同に会し、日頃の活動の成果を報告・討論いただく貴重な機会と承知しており、約3年ぶりの開催を大変喜ばしく思います。
コロナ禍やデジタル化など、消費者を取り巻く環境は大きく変化し、消費者自身の意識や行動にも、変化が生じています。このような潮流変化の中で、消費者問題に最前線で取り組む皆様の知恵や経験を持ち寄り、互いに向上させていく取組は、大変有意義なものになると確信しております。
近年は特に、高齢化や外出自粛による消費者の孤独・孤立化に対し、協働による「見守り」で対応してくことや、本年4月の成年年齢引下げを見据え、消費者教育を進めていくことが、重要な課題となっています。
また、持続可能な社会の実現やSDGsの推進に向けて、消費者がより主体的に社会や世界に働きかける「エシカル消費」など、「より良い消費」を実現するための取組も極めて重要です。
本日は、これら重要テーマについて報告・討論が行われるとうかがっており、議論が実りあるものとなるよう期待しております。
最後に、皆様の日頃の活動に感謝を申し上げるとともに、本日のフォーラムの成功を祈念し、私の挨拶とさせていただきます。(以上)