「エシカル甲子園2023」における大臣ビデオメッセージ
「エシカル甲子園2023」における大臣ビデオメッセージ
(挨拶全文)
消費者及び食品安全担当の自見はなこです。
「エシカル甲子園2023」の開催にあたり、一言御挨拶申し上げます。
会場にお集まりの皆様、そしてオンラインで御覧の皆様におかれましては、人や社会・環境に配慮して消費者が自ら考える賢い消費行動であるエシカル消費の促進に日々御尽力いただき感謝申し上げます。
また、徳島県におかれましては、消費者行政について先進的な取組を進めていただいており、厚く御礼を申し上げます。
本日、高校生の皆様から、エシカル消費の先進的な取組を御披露されると伺っております。本来ならば、私も会場でお話を直に伺いたいところですが、公務のため出席することが叶わず、大変残念に思っております。
未来を担う若い世代の皆様が、「教えられる」だけでなく、消費者として自ら「学ぶ」「考える」「行動する」ことが、エシカル消費の実践につながり、持続可能な社会の実現に大きく寄与するものと考えております。
また、実践したエシカル消費を自分たちだけの活動に留めず、様々な場で発信することや、地域や企業と連携することは、エシカル消費の認知度の向上や機運を高めることにもつながり、大変意義があることと感じております。
エシカル甲子園は、エシカル消費に関して、モデルとなるような質の高い取組を自ら考え実践し、その成果を発表して切磋琢磨しあうことを通して、持続可能な社会づくりへ皆さん自身が貢献できることを実感してもらうことにもつながる、大変素晴らしい大会になってございます。
今後も、この大会が継続・発展されることを祈念しております。また、本日御参加の高校生の皆様が、お一人お一人が、様々な社会課題の解決にも資する今回の体験を活かして、卒業後も、エシカル消費や消費者問題に関心を持ち続け、自らが社会の変革者として、取組の裾野を広がっていかれることを期待して、私からの御挨拶とさせていただきます。