第1部 第2章 第2節 「新しい生活様式」と消費者の意識・行動
第1部 消費者問題の動向と消費者の意識・行動
第2章 【特集】「新しい生活様式」における消費行動〜「消費判断のよりどころ」の変化〜
第2節 「新しい生活様式」と消費者の意識・行動
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、手洗いなど基本的な感染対策の実施や3密(密閉、密集、密接)の回避、移動の自粛、通販の利用、テレワークの実施等を盛り込んだ「新しい生活様式」が打ち出され、消費者一人一人の行動変容が求められる社会状況となりました。この節では、そのような社会状況の変化に伴って、消費者の意識・行動がどのように変化したかについて、消費者庁「消費者意識基本調査(注54)」(2020年度)(以下「消費者意識基本調査」という。)の結果を基にみていきます。
- (1)消費者の時間の使い方の変化
- (2)インターネットを介した様々な行動の変化
- (3)消費の場の変化
- (4)インターネット上での商品・サービス購入に対する意識
- (5)キャッシュレス決済に対する意識
- (6)「新しい生活様式」での消費生活に対する意識
- 注54:層化2段無作為抽出法により抽出した全国(400地点)の満15歳以上の日本国籍を有する1万人を対象に郵送配布・郵送回収(Web回答併用)により調査を実施。調査時期は2020年11月11日から同年11月30日まで、有効回収率は58.2%。
担当:参事官(調査研究・国際担当)