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若宮内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2022年6月21日(火) 13:55~14:04 於:中央合同庁舎第8号館1階S101会見室)

発言要旨

今日は何点か私の方からご報告をさせていただきたいポイントがございます。
まず、デジタル田園都市国家構想担当大臣としてご報告をさせていただきます。まず、「夏のDigi田甲子園」についてでございます。モニターの方をご覧いただけますでしょうか。「夏のDigi田甲子園」につきましては、全国の都道府県の皆さまのご協力の下、多くの市区町村の皆さまから積極的なご参加をいただきました。無事に地区予選がほぼ終了いたしまして、本戦開始の運びとなりました。改めて、この「夏のDigi田甲子園」についてご説明申し上げますと、デジタル技術の活用によって様々な分野に関する地域の課題を解決し、住民の皆さまの暮らしの利便性と豊かさの向上や、あるいは地域の産業振興につながっている地方公共団体の取組・アイデアのうち、特に優れたものを内閣総理大臣が表彰するものでございます。3ページ目になりますが、4月27日の岸田総理によります開会宣言以降、冒頭に申し上げましたように、多くの市区町村の皆さま方にご参加をいただき、都道府県毎に地区予選が行われました。そして代表選考が進められてきているところでございます。このたび、今般、47全ての都道府県から本戦に参加するとの意向表明をいただき、6月20日の時点で144件の都道府県代表が決定をいたしました。選定作業を担っていただきました各都道府県の皆さま方、あるいは趣旨にご賛同いただきご応募をいただきました各市区町村の皆さま方には、この場をお借りして改めて御礼申し上げたいと思います。地区予選を突破して各都道府県の代表に選ばれました取組・アイデアについては、内閣官房のDigi田甲子園専用サイト、こちらで順次ご紹介をさせていただいております。4ページ目になります。今後、各都道府県の代表に選ばれました市区町村の皆さまに、自らの取組・アイデアに関する1分程度のPR動画を作成をしていただき、専用サイトに順次掲載をしていく予定でございます。皆さま方、是非お楽しみにしていただければと思っております。そして本戦では、まず国民の皆さま方によるインターネット投票を実施させていただきます。投票期間は7月12日から8月15日までを予定いたしております。皆さまにおかれましては、専用サイトにアクセスをしていただき、都道府県代表の創意工夫あふれる取組をご覧いただき、「これは良い取組だな」、「素晴らしいアイデアだな」と思われたものに、是非とも一票を投じていただければと思っております。インターネット投票を実施した後、有識者の皆さま方によりますご審査をいただきながら、特に優れた取組について総理が表彰するという流れになってまいります。この夏のDigi田甲子園を通じまして、国民の皆さま方にデジタル技術を活用した地域の課題解決の可能性について実感をもってご理解をいただき、このデジタル田園都市国家構想の実現に向けたムーブメントにつなげていきたいと考えております。インターネット投票への積極的なご参加をはじめ、引き続き皆さま方のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。なお、詳しくは、事務方にお問合せをいただければと思っております。
続きまして、同じくデジタル田園都市国家構想担当大臣としてご報告をさせていただきます。昨日、6月20日月曜日にデジタル田園都市国家構想推進に関するイベントを開催いたしました。イベントの第一部では、私から「基本方針」の概要をご説明の上、経済団体の方々との意見交換を行いました。会場及びオンライン、合わせて約700名ほどの皆さま方にご視聴いただき、構想の意義や考え方、そして、この構想をどのように地域の活性化や、あるいはビジネスの機会として捉えていただけるか、ご理解を深めていただく場になったと考えております。第二部では、サテライトオフィスの整備・活用等に向けました企業と地方公共団体のオンラインマッチング会を開催いたしました。参加者の間で精力的な意見交換が行われまして、例えば新潟県長岡市とIT企業のコラボスタイル、市内のサテライトオフィスの活用の方向で基本的に一致をしたようでございます。早速幾つかの具体的な取組に向けた検討が進むことになったというふうにも聞いてございます。「基本方針」では、2024年度末までにサテライトオフィス等を地方公共団体1,000団体に設置するとの目標を掲げており、こうした意欲ある取組が進むよう支援してまいりたいと考えております。これにつきましても、詳細につきましては事務方の方にお問合せをいただければと思っております。
それから、消費者及び食品安全担当大臣としてご報告申し上げます。
本日の閣議におきまして承認のあった消費者庁の人事案件についてご報告申し上げます。7月1日付で消費者庁長官、伊藤明子が退官し、その後任に農林水産審議官の新井ゆたかを充てることといたしました。また、6月28日付で消費者庁次長、高田潔が内閣府に出向となり、その後任に内閣府大臣官房政策立案総括審議官、黒田岳士を充てることといたしました。

質疑応答

消費者庁の人事についてなんですけれども、長官、次長ともにトップ2が交代ということですが、この狙い、または期待するようなことがあれば教えてください。

新井さんは、農林水産省におきまして農林水産審議官、あるいは消費・安全局長、あるいは食料産業局長などをお務めをいただいてございます。豊富な行政経験を有する方でもございますので、期待できるのではないかなというふうに思っております。
そういった意味で、やはり「舵取り役」。消費者行政というのは、やはり時々刻々、新たないろいろな課題も出てきておりますので、そういったところを流動的に、あるいは臨機応変な形で様々な課題に取り組んでいかなければいけない省庁でもあろうかと思っておりますので、非常に大きな仕事をしていただけるのではないかなというふうに期待いたしております。