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若宮内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2022年6月14日(火) 9:56~10:01 於:中央合同庁舎第8号館1階S101会見室)

発言要旨

本日は、私の方から3点ご報告を申し上げます。
まず、高齢社会対策、障害者施策、交通安全対策を担当する大臣として申し上げたいと思います。本日の閣議におきまして、以下の3つの白書を閣議決定いたしました。まず、「高齢社会白書」につきましては、特集として生きがいに着目して分析を行っており、例えば情報機器を利用している高齢者の方が生きがいを感じていることを紹介しております。次に、「障害者白書」につきましては、事業者によります合理的配慮の提供の義務化等を含む「障害者差別解消法」改正法の公布・施行に向けた動きなど、「障害を理由とする差別の解消の推進」等につきまして紹介しています。最後に「交通安全白書」についてですが、昨年8月に策定をしました、「通学路等における交通安全の確保及び飲酒運転の根絶に係る緊急対策」の主な進捗状況等について紹介をいたしております。これらの白書が国民の皆さま方に広く活用されて、各施策についてのご理解、あるいはご関心を深めていただく一助となれば幸いに思っております。
続きまして、共生社会担当の大臣としてご報告申し上げます。本年4月、経団連及び大学の関係者によります「産学協議会」がインターンシップの見直しの方針を含む報告書を公表したことを受けまして、昨日、6月13日、文部科学省、厚生労働省、経済産業省は、これまでのインターンシップに係る合意、すなわち学生の情報は一切活用しないこととするとの3省合意の内容の見直しをいたしました。具体的には、インターンシップを整理、類型化した上で、インターンシップで得た学生に関する情報を採用活動に利用する場合の条件の明確化、情報開示などが含まれております。今回の見直しは、2025年、令和7年の3月に卒業・修了する学生、主に今の大学2年生になろうかと思いますが、来年度から行うインターンシップ及び就職・採用活動より適用されることとなります。経済団体や大学の関係者の皆さま方には、企業及び学生への周知等の活動に取り組んでいただくこととなりますが、メディアの皆さま方におかれましても、公平・公正で適切な学生のインターンシップと就職・採用活動が行われるための周知にご協力いただければ幸いでございます。詳細につきましては、内閣官房再チャレンジ担当までお問合せをいただければと思います。
それから、国際博覧会担当大臣としてご報告させていただきます。今般、フィリピンから、大阪・関西万博への参加の表明がございました。これによりまして、正式な参加の公表国、新たに1カ国積み増しをいたしまして、累計で120の国及び地域、そして7の国際機関に至ったこととなります。これまで申し上げておりますが、未公表の国も含めますと、参加の目途が立った国の数、150のうち、概ね9割ほどに達してございます。引き続き、更に100%を目指して、多くの国の、あるいは機関にご参加をいただけるよう、しっかりと招請活動に力を入れてまいりたいと、こう思っております。

(質疑応答なし)