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若宮内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2022年4月15日(金) 9:13~9:22 於:中央合同庁舎第4号館2階220会議室)

発言要旨

本日は、デジタル田園都市国家構想担当大臣としてご報告をさせていただきます。
4月15日金曜日、本日でございますが、あと明日16日の土曜日になります、沖縄県の方に出張いたしまして、デジタル田園都市国家構想実現に向けて、地域におけます取組の視察及び地域の方々との車座対話を実施させていただきたいと思っています。
視察におきましては、官民が連携してパブリックスペースを活かしたまちづくりを行う北谷町の商業施設「アメリカンヴィレッジ・デポアイランド」、またローカル5G等を活用した実証実験が行われております浦添市のホテル「HAABESU OKINAWA」、更には、首里城にまつわりますVRのコンテンツを体験できる那覇市の「国営沖縄記念公園」、あるいはコワーキングオフィスの「howlive」などを訪問いたしまして、デジタル技術を活用した地域の魅力発信や課題の解決に向けた取組を体感したいと考えております。
更に、車座対話におきましては、地域の魅力の発信、あるいは地方創生に取り組まれている皆さま方のご意見、これをしっかり承りまして、今後のデジタル田園都市国家構想の実現に向けての具体化に繋げてまいりたいと、このようにも考えております。
感染対策、これはもちろん十分に留意をしながら、必要な用務を実施してまいりたいと思っています。
詳しい詳細につきましては事務方の方にお尋ねをいただければと思っております。

質疑応答

万博関係なんですが、月曜日、3年前イベントでプロデューサーからテーマ事業の発表がありますが、もし概要等でも、お耳に入っているのでありましたら、注目して欲しいポイントなど教えてください。

私もまだ詳しくは。楽しみにして18日を迎えたいなというふうに思っておりますが、いよいよ、確かにおっしゃるように、この4月13日で、実際の開幕まであと3年ということに迫ってまいりました。今回は8名のプロデューサーの方々から、テーマ事業であります「シグネチャーパビリオン」の構想について発表していただくことを予定いたしているところでもございます。
実際には、これは8名のそれぞれのプロデューサーの方々に創造性を十分に発揮していただいて、お一人おひとりが様々な観点から「いのち」についてお考えをいただき、「いのち」の概念、これをまた捉え直していただきながら、改めて多くの方に「生き方」ですとか、あるいは「未来社会の在り方」について思いを巡らせていただければ、そうした場になればなというふうに思っております。
もちろん、まだ確定的に、それぞれの8名の方々、全て完結して、もう完成しているわけではないかと思いますので、現状でそれぞれの方々がお考えのところ、あるいは取り組む方向性みたいなものは、今回皆さま方にお示しをすることができるのではないかなというふうに思っております。随時、これは時間を経ながら、正式な形で煮詰まっていくのかなというふうに思っております。
私自身も、時間が許す限り、何とかこのイベントにも参加をさせていただく予定でもございますので、細かい内容については、実際のところ、まだ詳しくは伺っていないのですが、いずれにしても、この18日の発表、できれば8名の方全員の分を私自ら、直に時間が許せばお伺いしたいなというふうに思っております。楽しみにしているところでございます。

万博について3点ほど伺いたいと思います。
まず1つは、関西万博ということですけれども、大阪の夢洲が拠点になるので大阪ばかり目立っておりますけれども、大臣としては、ドバイに視察されたときや、あるいは普段、関西の魅力をどのようにアピールしているのかということが1点。
2点目は、先のドバイ万博の2回目の視察のとき、お付きの職員5人と大臣お1人で行かれたと思うんですが、この大臣含めた6人の日程は事務局に伺えば公表することができるかということです。
あと3点目が、事務方の方に問合せたところ、大阪とは、ドバイで視察について、特に事務方でも接触していなくて、大阪の方々が来るぐらいのことを知っていた程度だとおっしゃっていましたが、大臣もその程度のご認識でいらっしゃったのか。
以上3点、お願いします。

まず1点目から申し上げますと、まず、実際確かに夢洲が会場ということになっております。ただ、これはやはり再三私からも申し上げておりますが、これは夢洲だけでなくて、もちろん大阪だけでなくて、関西だけでなくて、日本全国が、やはり国際博覧会という名前でございます。今回もドバイを拝見いたしましても、ドバイだけのためにやっているわけではなくて、UAE全体がこれからの国際社会の中でどういった位置付けになっているのか、あるいはどういったことができていくのかということを、改めて世界の各国の皆さま方に問い掛けているなというのを、私自身肌で感じました。
そしてまた、世界の各国の皆さま方がドバイに集まることによって、一つの良いハーモニーでしたり、あるいは融合しているなという部分もございましたので、確かに非常に国際情勢、今厳しい様々な状況がございますけれども、それを乗り越えて、あるいはコロナも乗り越えた先を見据えながら新しい展開をしていくのが、この万博の役割ではないかなというふうに思っております。
それから2番目でございますけれども、この私どもスタッフと同行した日程ですけれども、われわれ、もちろん先方の方で閣僚の方ともお目にかかったりもいたしてございます。ただ、先方の方がまだそれを具体的にオープンにして欲しくないという方も中にはいらっしゃる可能性もございますので、その辺りは擦り合わせをいたしまして、事務方の方から発表させていただくと思いますので、お伺いしていただければというふうに思っております。
それから3点目でございますけれども、大阪の、多分、吉村府知事とか松井市長とのことのお話向きではないかと思うのですが、私ももちろん、お二方がいらっしゃることは承知をいたしておりましたし、それから、実際にBIEの旗を受け取る、引き継ぐときには、誰がその舞台の上に出るかということで、もちろんUAE側はナヒヤーン大臣と、それからハーシミー大臣、そしてBIEが議長と事務局長、そして私ども日本側が、これは2、2、2ということで、絵的にもそれが望ましいだろうということで、私と、その自治体である吉村さんということで、6名が舞台の上に上がらせていただくような形も、事前にも、そのイベント自体を企画していることの擦り合わせが必要でございますので、そういったことは承知をいたして、具体的に向こうでどういう活動をするか、応答をするかとか、そういった細かいところまでは、もちろんそれぞれ別々の形になりますので、そこまで調整していたとか、そういうことではないというふうにご理解いただければと思っています。

消費者問題についてお伺いします。
消費者庁が大幸薬品の空間除菌グッズについて出した景表法の措置命令について、大幸薬品は停止の仮処分の申し立てをしていました。先日、東京高裁がこれについて却下をしたわけですけれども、これについての大臣の見解をお伺いします。
また、そもそも大幸薬品は、この措置命令について極めて遺憾であるというようなことを言っているようですけれども、これについても見解をお伺いします。

今回の件、私も承知をいたしているところでもございますけれども、仮の差し止めを認めた地裁の決定が取り消された、そして国側の方の主張が認められて、適正な判断がなされたのではないかなというふうに思っているところでございます。
今後、この高裁の決定を踏まえまして、消費者庁といたしましては適切に対応していこうと、そういった形になろうかというふうに思っております。