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若宮内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2022年3月11日(金) 8:37~8:41 於:中央合同庁舎第4号館4階408会議室)

発言要旨

国際博覧会担当大臣としてご報告申し上げます。
これまで累次申し上げておりますが、大阪・関西万博への招請活動、あらゆるチャンネルを駆使してオールジャパンで精力的に進めているところでございます。そうした中、3月7日に実施をされました日スロベニア外相電話会談におきまして、先方の外務大臣から2025年の大阪・関西万博へのスロベニアの参加の表明がされました。担当大臣として、スロベニアの参加表明、心より歓迎したいと思っております。
これにより、参加の表明されました国、累計で現在のところ87カ国、6国際機関ということになります。より多くの国・国際機関にご参加いただけますよう、引き続き招請活動に力を尽くしてまいりたいと、このように思っております。

質疑応答

本日、3月11日ということで、東日本大震災から11年ということになるかと思いますが、その受け止めと、先日も福島の意識調査、消費者・食品担当としてご発言があったかと思いますけれども、その他の所管も含めて、大臣として今後取り組んでいきたいと考えていらっしゃることがあれば教えてください。

もう11年という月日、本当にあっという間だなというふうに思っております。改めてお亡くなりになられた方、このご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された全ての皆さま方に対して心よりお見舞いを申し上げたいと思います。
政府では、「東北の復興なくして日本の再生なし」という、こういった強い思いの下、被災者の方々に寄り添い、被災地の復興に全力で取り組んだところでもございます。私自身も、「全ての閣僚が復興大臣」という、この意識の中、職務を行っているつもりでございます。
また、消費者の担当といたしましては、今ご指摘いただきましたように、食品中の放射性の物質に関する風評の払拭、これに力を入れていきたいというふうに考えてございます。被災地にはおいしい食べ物がたくさんございますので、全国の皆さま方に食していただけるように、これも引き続き努力を続けてまいりたいと、このように思っております。
また、デジタル田園都市国家構想の担当大臣といたしましては、この被災地におきましてデジタル技術を活用した産業・なりわいの再建など、こうした取組も行われているというふうに承知をいたしているところでございます。こうした地方におけます先導的なデジタルサービスの実装をしっかりと支援申し上げて、復興に繋げてまいりたいと、このようにも考えております。
また更には大阪・関西万博、東京オリンピック・パラリンピックに続く国家プロジェクトでございます。国際博覧会担当大臣として、世界各国の注目が日本に集まるこの機会を最大限に活かし、東日本の大震災から復興を成し遂げつつあるこの姿、この日本の姿を世界に発信できるように、これも努力を続けてまいりたいと、このように思っているところでございます。