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若宮内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2022年2月25日(金) 8:40~8:45 於:参議院本会議場中庭側)

発言要旨

消費者及び食品安全担当大臣としてご報告させていただきます。
本日16時30分から、食品ロス削減に関する施策の更なる推進を図るために、有識者及び関係省庁で議論を行う「第5回食品ロス削減推進会議」を開催させていただきます。
会議では、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会から、大会期間中におけます食品ロス削減の取組をご報告いただくとともに、優良事例紹介として、食品ロス削減に取り組む事業者の方々から取組のご報告をいただく予定でございます。
SDGsの推進やカーボンニュートラルに向けました取組が求められている中、2030年度の食品ロス量半減の目標達成に向けまして、事業者等の協働を進め、政府一丸となって更なる結果を出してまいりたいと、このように考えております。

質疑応答

大臣の担当とは外れてしまうかもしれないんですが、ロシアによるウクライナの侵攻が行われていますが、大臣の受け止めを。

そうですね。私の担当業務、直接ではない点が多いと思うのですけれども、やはりこれは国際社会で許されないことだというふうに思っております。非常にやり方としては、軍事的な侵攻、そしてまたかなりサイバー攻撃等を含めたハイブリッドな戦いを繰り広げているというふうに聞いておりますので、これは今、岸田総理も会見をされていらっしゃるかと思いますけれども、日本政府としてもきちんとした対応を取るべきだと思いますし、また、G7や欧米の皆さま方との歩調を揃えるかと思いますので、私自身の業務については、またしっかりと受け持っていきたいなと、このように思っているところでございます。

担当分野で何か懸念されていることはありますか。

やはり物価の上昇の件とか、関わってくる可能性があるかと思いますが、今即座に何かということではないかと思いますので、この状況につきましては、諸々、今、岸田総理の会見の中でも、240日分の備蓄の部分がありますというようなお話をされておられましたけれども、さまざまな部分で状況が出てくれば対応していかなければいけないと思いますので、しっかりと注視してまいりたいなと、このように思っております。

冒頭に発言のあった食品ロス削減推進会議の関連なんですけれども、会議の中で東京オリンピック・パラリンピックの食品ロス削減の取組も紹介されるということでしたけれども、オリンピック期間中は、お弁当の大量廃棄なんかが問題になりましたけれども、そこの経緯の説明だったりとか、どうしてああいうことが起こってしまったのか、どれぐらいの食品ロスが出たのか、つまり食品ロス削減をするために何をしたのかというだけじゃなくて、実際に食品ロスが起きていて、そこに対する総括やまとめみたいなものというのは、会議の中で触れられるのかなということなんですけれども。

確かに今ご指摘になられましたように、大体約30万食分ぐらいのお弁当が廃棄をされたという事実がございますので、そういったものに対しまして、今後、今、私が担務している中では、やはり大阪・関西万博がございます。東京オリンピックに続く大国家イベントになりますので、もしもそういったときに同じようなことが生じないような形での今後の対策を含めて、どういったあり方が望ましいかとか、あるいはそういったことも含めた形でのいろいろご議論をいただくことになってございます。