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若宮内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2022年1月28日(金) 9:15~9:24 於:中央合同庁舎第4号館2階220会議室)

発言要旨

本日、何点か私の方から報告をさせていただきます。
まず、消費者担当大臣としてご報告申し上げます。2月3日の節分の日、近付いてまいりましたが、恵方巻が販売されます。事業者の方々に向けて予約販売を呼びかけたことを受け、多くのスーパー、あるいはコンビニで恵方巻の予約販売に取り組んでおられます。消費者庁におきましても、現在ディスプレーに投影をされておりますポスターなどを活用いたしまして、消費者の方々に向けて恵方巻のロスの削減を呼びかけてございます。今日、明日が最終の予約の販売店が非常に多いと思いますけれども、恵方巻をお求めの方は、是非予約をしていただいて、食品ロスの削減にご協力をいただきながら節分を楽しんでいただきたいと、このように思っているところです。また、節分の日に豆まきをされる方が非常に多いと思います。このかみ砕く力、あるいは飲み込む力が十分でないお子さま、豆を喉に詰まらせる等のリスクがあるために、5歳以下のお子さまには食べさせないようにお願いしたいと思います。消費者庁からも「子ども安全メール」で注意喚起をさせていただく予定でございます。
それから、国際博覧会担当大臣としてご報告をさせていただきます。 これまで累次申し上げておりますけれども、大阪・関西万博への招請活動、これはあらゆるチャンネルを通じましてオールジャパンで精力的に進めてございます。昨日、マッケイ駐日カナダ大使からの表敬を受けまして、カナダの参加表明につきましてご報告をいただきました。カナダからは、独自のパビリオン建設、すなわちタイプAでの表明をいただいております。また、今般、カナダ以外にもアルメニア、セントルシア、パプアニューギニア、ホンジュラス、ルワンダ、この5カ国から新たに大阪・関西万博への正式な参加表明をいただきました。これによりまして、参加公表国、更に6カ国を積み増しされまして、累計で現在78カ国及び6国際機関に至ったこととなります。特にカナダの参加表明によりまして、G7の全ての国が出揃った形になります。コロナ禍での厳しい状況が続いてございますが、招請活動、着実に進展しているということを心強く感じているところでもございます。これを機運に一層弾みをつけて、より多くの国、そしてまた機関にご参加をいただけるよう、今後ともしっかりと招請活動に力を入れてまいりたいと、このように思っているところでございます。
また、続きまして、同じく国際博覧会担当大臣としてご報告をさせていただきます。本日ですが、17時30分より大阪・関西万博関係府省庁連絡会議を開催させていただきます。この会議は、大阪・関西万博の開催に向けまして、関係府省庁の連携体制、これをしっかりと構築いたしまして、効率的かつ円滑に準備を進めるためのものでございます。今回で3回目となりますが、私自身がこの担当大臣となりましてからは初めての開催ということになります。今回の連絡会議では、昨年の12月に決定をいたしました2025年大阪・関西万博アクションプランVer.1の改訂に向けて議論を行う予定でございます。2025年の大阪・関西万博は、コロナ禍を乗り越えた先の新たな時代における万博となります。希望が持てる未来に向けて、我が国の持てる力を結集して、世界中の人、とりわけ未来を担う子どもたちに「夢」と「驚き」、そして「希望」を与える素晴らしい万博を、政府一丸となって作り上げてまいりたいと、このように考えております。

質疑応答

関係府省庁連絡会議で、アクションプランVer.1の改訂に向けて議論ということですが、大臣がポイントと思っている点を教えてください。

これは、昨年の12月にVer.1でいろいろ決定をさせていただきました。決定してまだ、実際のところ1カ月少々でございますので、何か今すぐそのVer.1を改訂とか、そういうことではないのですが、大体春ごろ、4月、5月ぐらいに向けて具体的に、これは半年に1回バージョンアップして、いろいろなことを具体的に前に進めていこうという形で進捗させていただいていますので、今何がというところではないのですが、随時より良く変えていこうということでやっていくという認識でございます。

ということは、今日の段階では意見出しというか、どう階段を上るかという各省庁の意見をまず聞いてということになりますか。

はい、そういった形になりますね。まずは、いろいろな様々な観点を、あるいは足らざる部分というのが出てくる可能性もございます。私どものところでは取りまとめをさせていただきますけれども、各省庁から出てきたところでは、こういった点も新たな問題点としてあるのではないかとか、あるいは、そういった部分につきまして問題提起をしていただきながら、では、その解決策はどういったものかというところをしっかりと見つめていきたいと、そういった意味での連絡会議ということの位置付けになっております。

万博の参加表明の関係で、カナダはタイプAということでしたけれども、他の5カ国はどういった形での参加を表明したのでしょうか。

他の5カ国には、具体的にはまだタイプについての正式な表明はいただいていないところでございますので、これから具体的に様々な点、詳細は詰めてまいりまして、最終的にどういった形になるかということは、きちんと先方と摺り合わせをしてまいりたいと思っております。

あと、カナダ大使の表敬を昨日受けられたということですけれども、細かくて恐縮ですけれども、オンラインとかではなくて、実際に会われてという形でしょうか。

はい。昨日、大使ご自身が大臣室の方にお見えいただきまして、私自身、直にお目にかからせていただいて、正式にご表明いただきました。

最後に、カナダ大使がどういった期待を、もしくは意気込みを語られたのか、差し支えなければ教えてください。

実は、これは大使ご自身もお話をされたのですが、日本語が当時から少しお出来になったというのを控えめにおっしゃっておられましたけれども、大使がお若いときにつくば万博にスタッフとして、働いていらっしゃっていたようです。それで、その後、カナダは(日本で開催された)全ての万博に関しましては出展をさせていただいているというお話になりまして、特にご自身が、やはりつくば万博でのいろいろな思い出、凄く良い思い出が多いということを強く感じておられたので、今回の大阪・関西万博についても、大使ご自身としても思いが強く持っておられるというお話をされていましたので、カナダとしても全力を挙げて、この大阪・関西万博の成功に向けて力を尽くしたいという、そんな熱い思いをお話しいただいたところでございました。