岡村消費者庁長官記者会見要旨(平成30年8月1日(水))
日時:平成30年8月1日(水)14:00~14:06 於:中央合同庁舎第4号館6階消費者庁記者会見室
1.発言要旨
本日、私から2点発言いたします。
まず、「こども霞が関見学デー」について申し上げます。
先般7月11日の会見でもお知らせいたしましたが、本日と明日、「こども霞が関見学デー」を開催しています。消費者庁では五つのプログラム、約180名の子どもたちに参加していただく予定となっています。
私も、本日午前中に実施された国民生活センターの「身近な危険を学ぼう!」を見学いたしました。例えば、炊飯器の蒸気が出るところが熱くなるなど、身近な危険について子どもたちも大変熱心に勉強していました。明日2日木曜日も、私自身、時間の許す限り見学したいと考えております。
記者の皆様も、お時間が許せば、是非ご見学いただければと思います。よろしくお願いします。
次に、消費者志向経営の推進について申し上げます。
消費者志向経営とは、事業者による消費者を重視した事業活動のことですが、消費者庁では、事業者団体、消費者団体と連携し、消費者志向経営推進組織を設けて、消費者志向経営の推進に取り組んでいます。これを推進するに当たっては、事業者における取組だけでなく、消費者による理解が必要です。消費者志向経営をより多くの消費者、事業者に知っていただく観点から、推進組織において「消費者志向経営ロゴマーク」を作成いたしましたので、公表いたします。これを自主宣言事業者の方々に積極的にご活用いただくことで、消費者にも事業者のよい取組を知っていただければと思います。
今年度から開始しました「消費者志向経営優良事例表彰」につきまして、昨日までに応募締切りとさせていただき、数多くの自主宣言事業者からご応募をいただきました。
また、本日、「消費者志向経営の取組促進に関する検討会」の座長を務められました野村豊弘(のむらとよひろ)学習院大学名誉教授など、計5名の方々に選考委員を委嘱いたしました。
今後、選考を行った上で、11月26日に開催いたします「消費者志向経営推進シンポジウム」において、「消費者志向経営優良事例表彰」の表彰式を行います。シンポジウムの内容、参加募集などにつきましては、シンポジウムの開催が近づいてまいりましたら、改めて発表いたします。
本日、発表いたしました(1)消費者志向経営ロゴマーク、(2)消費者志向経営優良事例表彰、(3)消費者志向経営推進シンポジウム、などを始めとする各種取組を進め、引き続き消費者志向経営の推進に取り組んでまいりますので、報道各位におかれては、引き続き本取組にご支援いただけますよう、お願い申し上げます。
私から以上です。
2.質疑応答
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問
ニッポン消費者新聞の丸田です。
消費者志向経営優良事例表彰について、昨日までの締切りで、何社ぐらいきているのでしょうか。 -
答
26件の応募をいただきました。自主宣言の後、フォローアップまでには一定の期間を要するということからいたしますと、多くの事業者にご応募いただけたと考えております。
詳しくは消費者調査課長から、1年前に自主宣言事業者が幾つあったかということなども含めて、ご報告できる体制を整えております。 - 問 もう一つ、消費者志向経営ロゴマークなのですけれども、これらのロゴマーク、有効期間というのはあるのでしょうか。
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消費者調査課長
消費者志向経営ロゴマークは、特に有効期間等はなく、宣言した事業者(消費者志向自主宣言を公表し、かつ消費者庁ウェブサイト内の推進組織ウェブページに掲載されている事業者)の方が使用する際に、こちらに申請いただければ使えるという形になっております。