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衛藤前内閣府特命担当大臣記者会見要旨
(2020年4月3日(金) 9:22~9:28 於:中央合同庁舎第8号館1階S101・S103会見室)

発言要旨

冒頭発言なし

質疑応答

産経新聞の永原です。先日の新型コロナウイルス対策本部で、安倍総理が布製マスク2枚の配布を表明されました。マスクが入手できないという消費者の思いに応えた対応だと思いますが、実際には賛否両論となっています。消費者担当大臣としてのお考えを教えていただけますでしょうか。

マスクが医療現場だとか、いろいろなところでも不足しているということで、市民向けのマスク不足が出ていることは、もう間違いないと思います。きょうも皆様マスクをしていますが、おそらくなかなか手に入れることに難儀をしながらやられたのではないか。そういう意味では、市販のマスクは、相当だぶつくようになるまでは、実質的な解消をしないと、それから、マスクは今までは、やはり中国からの分が生産は8割を占めていたわけでありますから、中国からの生産がそのままあったとしても、必要な量を一気に増やすためには、国内生産をうんと上げなければいけないということで、いろいろな措置を講じているところでございますから、そのタイムラグが生じるということについて、非常に残念なことでありますけれども、事実でありますので、それまでの間に、布マスクを配るとか、あるいはみんなでマスクをちゃんとお互いにやりましょうということは、一定の効果があるものだと思っています。
やはりマスクは、飛んでいるウイルスを完全に防ぐことがどれだけできるかといういろいろな意見もありますけれども、ここで大きな声を出して飛散させない、人にうつしづらくする、それから、うつらせること、感染させられることについて、やはり一つの壁を設けるということについて、その辺の効果があるし、そして、その辺の意識を我々もするわけでありますから、御承知のとおり、直接手を顔に当てるなということがありますから、ここに1枚入っているわけでありますから、それなりの効果が明らかにあると思いますので、私は、これは良かったと思っています。そのことの意識が出れば、本当に足りない方々は、いろいろな意味では、もう手づくりマスクを自分でやって、中にもっと枚数を重ねるとか、手づくりマスクを自分でもできるとか、やってみられたら良いのではないかと思います。
私も手づくりマスクセットを取り寄せてみましたけれども、ただ、ちょっと顔が大きくて入らなくて、ちょっと工夫をしなければいけないなと思っているところではあります。

NHKの高洲です。就職活動についてお伺いします。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、4月に就職予定だったにもかかわらず内定が取り消されるという事態が相次いでいるのが明らかになりまして、一部の報道で、各都道府県に厚労省のが就職支援の相談窓口を設けるという報道がありましたけれども、大臣としての現状認識や、今後の対策の必要性についてどう考えていらっしゃいますでしょうか。

政府もいろいろな形で雇用調整とか、それから今度は雇い止めとかしないように、それからまた、そういう対策を講じるということで今やっているわけです。厚生労働省から、そういう指示が出たということは良かったと思っています。もっと厳しい措置が出ても良いのではないかというぐらいに思っています。
企業も大変でしょうけれども、それに対して政府はいろいろな補塡をするということにしていますから、ぜひ新しく就職される方々のことも理解し、また、働いている方のことも理解して、一緒に踏ん張っていただきたいと思っています。

朝日新聞の前田といいます。新型コロナウイルスが急激に都内でも感染拡大していて、他の省庁では、職員を一日登庁させて、一日在宅勤務にしたりとか、職員の中で感染が広がらないようにという対策をとっているところも出てきてはいると思うんですけれども、消費者庁の職員の働き方として、今、感染対策のためにこういうふうにした方がいいんじゃないかとか、大臣、お考えがありましたら教えてください。

時間差出勤とかテレワークについては御協力をいただいています。