文字サイズ
標準
メニュー

食品中の放射性物質の調査結果(令和6年9~10月調査分)

2025年06月18日

令和6年9~10月調査分の食品に含まれる放射性物質の摂取量調査結果を公表いたします。

詳細

~放射線量は基準値の設定根拠である年間線量1ミリシーベルトの0.1%程度~

食品衛生基準審査課は、国立医薬品食品衛生研究所に委託して、令和6年9月から10月に、全国15地域で、実際に流通する食品を購入し、混合して測定し、食品中の放射性セシウムから受ける年間放射線量を推定しました。

調査の結果、食品中の放射性セシウムから、人が1年間に受ける放射線量は、0.0005~0.0009ミリシーベルト/年と推定され、これは現行基準値の設定根拠である年間上限線量1ミリシーベルトの0.1%程度であり、極めて小さいことが確かめられました。

なお、測定時に放射性セシウム(Cs-134とCs-137の合計)濃度が0.5Bq/kg以上となった試料については、放射性ストロンチウム(Sr-90)及びプルトニウム(Pu-238、Pu-239+240)も調査することとしています。今回、調査対象となる放射性セシウム濃度が0.5Bq/kg以上の試料はありませんでした。

食品衛生基準審査課では、今後も継続的に同様の調査を行い、食品の安全性の検証に努めていきます。

参考: 東京電力福島第一原発の事故に由来して、食品中の放射性物質から長期的に受ける線量の大半は、放射性セシウムによるものとされています。

公表資料

問合せ先

食品衛生基準審査課

青木、後藤、西

電話番号 03-3507-9351

注目情報・キーワード