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エシカル消費を学ぶ出前授業を小学校・中学校にて実施(令和5年3月)

1.小学校での実施

日時:
令和5年3月1日(水)、2日(木)
開催場所:
江戸川区立清新第一小学校
対象:
4年生全6クラス
テーマ:
エシカル消費を学ぶ講座、「よりよい買物の仕方を考えよう ~エシカル消費ってなあに?~」

ねらいは、「エシカル消費の概念やマークを知り、買物が世の中を変えるきっかけとなることを理解する」ということです。
当日は消費者庁作成の動画を視聴し、身近な商品の例をみるとともに、「チャレンジマップ」を使用したグループワークを通して、5つのマーク5つのマーク(フェアトレードマーク、FSCマーク、MSCマーク、RSPOマーク、エコマーク)について認知を深めました。
生徒の感想として「エコマークは知っていたけど、それ以外にもたくさんの認証マークがあることに驚いた。」「いろいろな工夫があることが分かった。これからはなるべく認証マークがついているものを選んで買いたい。」「ごみの分別などできることからやっていきたい。」などがありました。

参考 当日の学習の流れ(小学校での実施)
学習活動 働きかけ 使用するもの、他
導入
(5分)
これまでの活動の中でSDGsに関わるものについて言及し、本日の授業の内容を説明する
  • 消費者庁の取組の説明
  • 普段の買い物で考えていることを発表
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展開1
(10分)
動画視聴
  • ワークシート(動画視聴用)を配布
  • メモしながら視聴を促す
展開2
(15分)
ワークショップ
チャレンジマップの中から関心のあるカテゴリを選び、商品POPを見て各カテゴリのどれに該当するか話し合う
  • 4~5人の班に分かれ、チャレンジマップと商品POPの使い方を説明
  • 各商品POPに該当するカテゴリが1つのみではないことを伝える
  • チャレンジマップ
  • POP(グループごとに1セット)
展開3
(10分)
該当する商品POPの「No.」を付箋に書き、チャレンジマップの各カテゴリ欄に貼る
選んだカテゴリと、その理由、感想を発表する
  • 4~5人の班に分かれ、チャレンジマップと商品POPの使い方を説明
  • 各商品POPに該当するカテゴリが1つのみではないことを伝える
-
まとめ
(5分)
簡単に総括説明する
  • エシカル消費の意味を確認する
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2.中学校での実施

日時:
令和5年3月14日(火)
開催場所:
杉並区立和田中学校
対象:
3年生2クラス合同
テーマ:
エシカル消費を学ぶ講座、「あなたの消費が地球の未来を変える~商品の背景にある事柄を知って、よりよい買物の仕方を考えよう~」

ねらいは、「エシカル消費の概念を知り、身近にある「マーク」がエシカル消費の実現に向けたヒントとなっていることを理解する」ということです。
当日は4人ずつのグループに分かれて、消費者庁作成の動画を視聴し、身近な商品の例をみるとともに、各種パンフレットや図書室の書籍を用いて、5つのマーク(フェアトレードマーク、FSCマーク、MSCマーク、RSPOマーク、エコマーク)について班ごとに調べ学習もしました
まとめとして発表された意見として「FSCマークは身近な商品についていて、別に特別に高い買物をしなくても、ちょっと気にかけて選ぶだけで森を守ることができると思いました。」「自分のできる範囲で考えると、フェアトレードの商品を選ぶこと、価格が高めでもそれだけの価値があるということが個人的に素敵な考え方だと思いました。」などがありました。

参考 当日の学習の流れ(中学校での実施)
学習活動 働きかけ 使用するもの、他
導入
(5分)
これまでの活動の中でSDGsに関わるものについ言及し、本日の授業の内容を説明する
  • 過去の学習に関連して「バナナペーパーノート」を紹介
  • 本日取り扱うマークのフリップ提示
  • 掲示用フリップ
展開1
(15分)
動画視聴(14分)
(チャレンジマップの解説部分まで)
  • ワークシート(動画視聴用)を配布
  • メモしながら視聴を促す
  • 終了後に、記載内容について確認(発表させ確認)
展開2
(25分)
エシカル消費につながる実際の商品をみる(15分)
みたものを共有
  • 別室にエシカル消費につながる商品を展示、チャレンジマップの項目ごとに商品名を記入
  • 気づいたことの発表
  • チャレンジマップ
  • 商品現物
展開3
(30分)
グループごとに割り当てられた5つのマークの意味を掘り下げる
  • 割り当てられたマークについて、商品ポップや資料により調べ、グループでまとめる(20分)
  • 商品ポップ(グループごとに1セット)
  • 各マークに関する参考資料(マーク説明パンフレット図書室の教諭の御協力)
  • まとめ用の用紙
まとめ
(5分)
簡単に総括説明する
  • 結果を代表が発表
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担当:消費者教育推進課