サクラサイトトラブル
無料SNS サイトで、好きなタレントのページにリンクをはって利用していました。すると、そのタレントから直接メッセージが届き、「事務所に内緒なので、別サイトでやり取りしたい」と別のサイトに誘導されました。メール交換のためのポイント購入で260 万円支払いましたが、だまされたのでしょうか。
「在宅ワーク」と携帯電話で検索したところ、「男性から悩みを聞けば収入を得られる」という広告を見て、誘導されたサイトに登録しました。メールの送受信は無料と書かれていましたが、お金を受け取るにはポイント購入が必要と言われ、さまざまな名目でポイントを購入し続け、1 週間で180 万円にもなってしまいました。
- 狙われるのは、「心の隙間」。誰でも危険があることを忘れないようにしましょう。
- 心当たりのない電子メール等での魅力的な誘い・挑発・脅しには絶対に応じないようにしましょう。
- 登録した後であっても、不審な点を感じたら毅然と関係を絶ちましょう。
- 身近な人の異変を感じたら、積極的に声を掛け、助言するなど救う努力を行いましょう。
- 支払後でも悩まず、速やかに各地の消費生活センター、警察等に相談しましょう。
誘い文句は出会いを求めてくるものだけじゃない!
サクラサイトの誘い文句は出会いを求めるもの以外にも、芸能人をサイトで励ましてほしいといった同情心を煽るものや、お金をあげるといって何らかの利益を持ちかけるものなどさまざまなパターンがあります。
- (1)出会い型
異性との出会い・交遊を誘い文句にするなど - (2)同情型
精神的に病んだ芸能人をサイトで励ましてほしいなど - (3)利益誘引型
莫大な遺産が手に入りそうなので共同で受け取る、チーム制のネットゲームで大もうけするなど - (4)そのほか
「個人情報閲覧料」や「文字化け解除手数料」などの名目で金銭を詐取しようとするなど
担当:消費者政策課