インターネット通販トラブル




インターネットサイトで音楽機器をクレジットカードで購入しましたが、いつまで待っても商品も発送されず、ずっと連絡も取れません。不審に思ったのでお店の電話番号を検索してみると、詐欺サイトであるという書き込みを発見しました。

約1か月前にスニーカーを注文し、代金1万円を個人名義の銀行口座に振り込んだところ、スニーカーが中国から届いて、粗雑な作りでした。ニセモノだと思って、販売店にメールで解約を申し出ましたが、一向に返信が来ません。

- 所在地や連絡先、他の利用者の評価など事業者の情報を自分でしっかりと確認しましょう。
- 一般に流通している価格よりも大幅に安く販売されている場合など、購入する商品が模倣品でないか十分に注意しましょう。
- 配送方法や配送期間などがどの程度掛かるかを知っておきましょう。
- クレジットカードが利用できず、支払方法が銀行振込のみしか用意されていない場合で、個人名口座の場合は十分に注意しましょう。
「決済について」もチェック - サイズ違いなど購入後にトラブルに遭遇することもあるため、
キャンセル・返品条件、利用規約は事前に必ず確認しましょう。 - 支払後でも悩まず、速やかに各地の消費生活センター、警察等に相談しましょう。

なりすましECサイトによる被害が発生中!
最近、正規のEC(電子商取引)サイトの商号やデザイン、商品写真等を無断でコピーしたサイトを作り、代金支払後も購入者へ商品を送らなかったり、偽ブランド品を送付したりするサイト等による被害が発生しています。
なりすましECサイトは、一見しただけでは見分けがつかないこともあります。そのため、上記の注意ポイントに加え、以下の点もあわせて確認しましょう。
- 表示URLが、購入を希望しているECサイトのURLと一致しているか。
- サイトだけでなく、注文後のメールにも不自然な日本語表現がないか。
- 電話番号が表示されている場合は、電話がつながるか。
ニセモノには個人情報流出や商品未着の危険が!
ニセモノでも安ければいいと思っていませんか?
ニセモノと知りながら買って、「商品が届かなかった」、「思った以上に粗悪品だった」というトラブルに遭うことも多いです。
また、購入する際に入力した個人情報が流出して、別の犯罪に巻き込まれる危険性もあります。
ニセモノに手を出すのは絶対にやめましょう。

担当:消費者政策課