小学生を対象に「エシカル消費」について学ぶワークショップを実施 (令和6年8月8日)
令和6年8月8日(木)、「こども霞が関見学デー」のイベントとして「エシカル消費」について学ぶワークショップ「よりよい買い物の仕方を考えよう~エシカル消費ってなあに~」を開催し、小学生21名と、保護者15名に御参加いただきました。




地球温暖化や貧困、児童労働など、世界が抱える様々な課題についての動画を見た後、その課題解決につながる商品を探すゲームを実施しました。参加者は、人や社会、環境などに配慮して生産された食品や日用品、雑貨を実際に手にとりながら、認証ラベル等の表示から、商品の生産地や製造工程、環境への影響などについて考えていました。

参加した小学生からは、「エシカル消費」について「聞いたことはあったけど、意味までは知らなかった」という発言がありました。また、保護者からは、「同じ金額であればマークの付いている商品を購入する。マークに着眼すると子どもに興味を持たせやすい」、「環境や労働等に配慮してある商品を選択するよう心がけたい。マークを意識するきっかけになり子どもと一緒に見つけたいと思う」、「普段から環境などに気をつけたものを買っていたがそれがエシカル消費ということがわかった」、「マークの意味やマークそのものがもっと世間に周知されると良い」、「親子で学ぶ事ができ良い機会になった」などの御感想をいただきました。実際の商品を触りながら見て考えるゲームを通じて、小学生やその保護者が「エシカル消費」の概念を理解し、今後の実践のきっかけにしていただく機会となりました。ワークショップ終了後、参加した小学生には「エシカルこども大使」認定証を授与しました。
担当:消費者教育推進課