「SDGs Weekエコプロ2023」に出展しました。(令和5年12月6日~8日)
12月6日(水)~8日(金)に東京ビックサイトで開催された環境・インフラ・脱炭素社会課題解決展「エコプロ2023」に出展しました。
「エコプロ2023」の今年のテーマ「サキをヨミ、現状をカエル力」に沿って、人や社会、環境などに配慮して作られた食品、日用品、雑貨などの商品を展示し、どのようなことを考えながらお買い物をすることが、世界の未来を変えるエシカル消費(食品ロス削減を含む)につながるのかを提案し、パネルの展示や啓発チラシの配布を行いました。また、多様な主体との協働によるワークショップを行いました。当ブースへは3日間で約2000名来場者がありました。
展示
今回の展示では、特にエシカル消費を実践するための、わかりやすい指標である認証マーク等が付いた商品を展示して、実際に手に取っていただき、認証マークを探して購入することの意義を説明しました。また、商品が販売されるまでの背景や、消費後に廃棄されたものが環境に与える影響を知ることが、エシカル消費を実践する上での第一歩であることなども説明しました。
消費者庁ブースには大勢の小学生から大学生までの学生、事業者や事業者団体、一般消費者の方々にお越しいただきました。「エシカル消費とはどのようなことか?」といった質問のほか、「エシカル消費という言葉を初めて知った」、「エシカル消費を意識したことはなかったが、日頃から購入している商品にマークが付されていることを知った」という感想など、様々な声を頂きました。
消費者庁では今後も世代を問わず、皆様にエシカル消費の考え方や、持続可能な「誰一人取り残さない」社会の実現に向けた消費者の行動の重要性を広く発信していきます。


ワークショップ
一見難しく考えられがちな「エシカル消費」について、「自分ごと」として考え、実践につなげるため、体験型ワークショップを3日間の期間中実施し、大勢の方が参加してくださいました。
- 〇着られなくなった着物をアップサイクルして小物入れを作ろう!!
- 着られなくなった着物から小物入れづくりの体験により、廃棄してしまう物から形を変えて小物に生まれ変わるプロセスを通して、自分たちでできる持続可能な社会への貢献について学習しました。
- 〇間伐材の竹を使ってお正月飾りを作ろう!!
- 竹灯籠祭りで使用された間伐の竹を再利用して、門松づくりの体験をしました。竹林保全のために間伐された竹の再利用に目を向けて、環境保全と有効活用するという視点について学習しました。
- 〇廃材だって廃財! アップサイクルアクセサリー作り!!
- 普段アクセサリー素材として使わないファスナーを基に、福島の工場から出たハギレや余った革等を組み合わせてアップサイクルアクセサリーを作る体験をしました。捨てるものはないという物を大切にすることと、廃材を使うことによって復興支援につながることを学習しました。
担当:消費者教育推進課