小学生を対象に「エシカル消費」について学ぶワークショップを実施 (令和5年8月3日)
「こども霞が関見学デー」期間中の令和5年8月3日(木)、「エシカル消費」について学ぶワークショップ「世界を変える〝主役′′になろう!! ~よりよい買い物の仕方を考えよう~」を開催し、定員制で事前に申込みいただいた小学生21名と、保護者21名に御参加いただきました。
熱心にエシカル消費の動画を見る小学生
並べられた商品 どんなマークがあるかな?
商品に触れながらエシカル消費について考える参加者
ゲームで見つけたマークを発表
地球温暖化や貧困、児童労働など、世界が抱える様々な課題についての動画を見た後、スーパーマーケットに見立てた会場で、その課題解決につながる商品を探すゲームを実施しました。参加者は、人や社会、環境などに配慮して生産された食品や日用品、雑貨を実際に手にとりながら、認証マーク等の表示から、商品の生産地や製造工程、環境への影響などについて考えていました。
認証ラベルの説明を受ける小学生と保護者
エシカルこども大使認定証を授与しました
参加した小学生からは、「エシカル消費」について「聞いたことはあったけど、意味までは知らなかった」という発言がありました。また、保護者からは、「新しい物を買うときは、その商品が手元に届く前に、どんなところ、どんな人、どのように運ばれてきたかをイメージしたいと思う。子どもに買物の視点を与えてくれた」、「大人でも知らなかったことがたくさんあった。子どもが学ぶことができて貴重な体験だった」などの御感想をいただきました。実際の商品を触りながら見て考えるゲームを通じて、小学生やその保護者が「エシカル消費」の概念を理解し、今後の実践のきっかけにしていただく機会となりました。ワークショップ終了後、参加者には「エシカルこども大使」認定証が授与されました。
担当:消費者教育推進課