Vol.659 安全に行楽シーズンを楽しみましょう

大型連休などの行楽シーズンには、行楽地や遊戯施設などへのお出かけを予定している方も多いと思います。安全に無理せずレジャーを楽しみましょう。
そこで、行楽シーズンに利用することの多いレジャー施設の利用などについて、事故情報(※)とともに、事故防止のためのポイントをご紹介します。
事故事例
- 「遊戯施設において、利用者がアスレチックで遊戯中に転落し、左上腕を骨折した。」(5月)
- 「遊戯施設のトランポリンで遊んでいたところ、バランスを崩して転倒した際に左手を負傷した。」(5月)
- 「バーベキューの施設を利用した際に施設内の通路に穴が開いており、足を取られねんざした。」(5月)
- 「キャンプ用ガスボンベを屋外キャンプで使用したら、バルブが外れてガスが噴き出しキャンプシートを焦がした。」(5月)
事故を防ぐために
行楽やレジャーが楽しい思い出となるよう、次のような点に注意して事故を防ぎましょう。
- 出かける前に施設のウェブサイトなどで利用時のルールや安全対策が十分に取られているかを調べましょう。施設のスタッフによる監視や施設の点検・整備が行われているなど、安全管理体制が整っている施設を選ぶことが大切です。
- 施設を利用する際には対象年齢や注意事項などを確認し、施設のルールやスタッフの指示を守って遊びましょう。特に、小さなこどもが利用する場合は、保護者が付き添うようにしましょう。
- 施設の不具合や破損など危険な箇所を見つけたら、利用を控え、施設のスタッフや管理者に連絡しましょう。
- 普段とは異なる環境で火気や日常的に使用しない道具を使用する場合は、火の取扱いや道具の使い方等を事前に確認しておきましょう。
- 万が一けがをしてしまった場合は、施設のスタッフや管理者に事故の発生を知らせ、病院を受診するようにしてください。
- ※事故情報データバンク:消費者庁が(独)国民生活センターと連携し、関係機関から「事故情報」「危険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるためのデータ収集・提供システム(2010年4月運用開始)。
担当:消費者安全課