文字サイズ
標準
メニュー

Vol.693 家庭用プールでの事故を防ぎましょう!

保護者がこどもの体を拭いて、目を離した隙に、もうひとりのこどもが家庭用プールで溺れている。

今年の夏も気温が高い日が続いています。自宅でプール遊びをするご家庭も多いのではないでしょうか。手軽に水遊びが楽しめる家庭用のビニールプールですが、消費者庁には医療機関からプール遊びの事故情報が寄せられています(※)。夏のひとときを安全に楽しく過ごすために注意すべきポイントをご紹介します。

事故事例

  • 「水深20cmのビニールプールでこども数人を遊ばせ、プール内で伝い歩きしていたこどもとそのきょうだいを保護者等の大人数人が世話をしていた。きょうだいがプールから上がりたいと言ったため保護者が対応。次に保護者が見たときにプールで溺れているこどもを発見。救命処置で意識が戻り、救急搬送し入院となった。」(0歳11か月)
  • 「2~3cmの水をはっていたビニールプールで遊んでいて、滑って後ろ向きにプール内に転倒。プールの下はコンクリートだった。夕飯後、本人からめまいがすると訴えがあり医療機関を受診。」(4歳)
  • 「ビニールプールで友達数人と遊んでいたところ、ビニールプールの下に敷いてぬれていたシートで滑って転び、コンクリートの側溝の角で頭を打った。」(6歳)

注意ポイント

小さなこどもは大人よりも転びやすく、すぐに立ち上がることができません。家庭でプール遊びをするときでも、浅いから大丈夫と油断せず、以下の点に注意しましょう。

  • プール内は滑って転倒しやすく、わずか10cmの深さの水でも溺れるおそれがあります。必ず大人が付き添いましょう。
  • こどもの着替えの手伝いなどでプールから離れるときは、プールにいるこどもから目を離さないようにしましょう。また、大人が近くにいても、立ち位置によって死角が生じたりするため、注意しましょう。
  • 活発なこどもに目が行きがちですが、動きが少ないこどもにも留意しましょう。静かに溺れることも多いと言われています。
  • ぬれたプール周辺は滑りやすく、転倒事故につながります。走ったりふざけたりしないよう、こどもに言い聞かせましょう。
  • 大人がいないところでこどもだけでプール遊びをしたり、プールの外から中をのぞき込む、飛び込む、ふざけて他のこどもを沈めるなど、危険性がある行動は注意してやめさせましょう。
  • ビニールプールは遊び終わったら、必ずその都度すべての水を抜き、片づけましょう。

プールや水遊びの事故を未然に防ぐためには、たとえ短い時間でもこどもから目を離さずに、事故につながる行為にいち早く気づき対処することが重要です。

  • 医療機関ネットワーク事業:消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和8年8月時点で28機関が参画)から事故情報の提供を受けています。

担当:消費者安全課