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Vol.510 家庭用プールでの事故に注意しましょう!

今年の夏も気温が高いとの予報が出ています。今年は海やプールへのお出かけは控えて、自宅でプール遊びをするご家庭も多いのではないでしょうか。手軽に水遊びが楽しめるビニールプールですが、消費者庁には医療機関(※)から家庭でのプール遊びの事故情報が寄せられています。

  • 「友人宅のプールで保護者達が見ていない時に、自分でアーム浮き輪を外して一人で飛び込んでしまい、15秒程度プールで溺れた。」(3歳)
  • 「自宅のビニールプールで遊んでいたところ、下のアスファルトが濡れていて滑り、3回後頭部をぶつけた。夜になってから、けいれん発作が出て、2日間入院した。」(1歳)
  • 「自宅でプール遊び中、植木の添え木を持ったままプール内で滑って転倒した。添え木が左頬に刺さり、口の中に貫通して7日間入院した。」(7歳)

小さな子どもは大人よりも転びやすく、すぐに立ち上がることができません。自宅でプール遊びをするときでも、浅いから大丈夫と油断せず、以下の点に注意しましょう。

  • わずか10cmの深さの水でも溺れるおそれがあります。必ず大人が付き添い、子どもから目を離さないようにしましょう。
  • 濡れたプール周辺は滑りやすく、転倒事故につながります。走ったりふざけたりしないよう、子どもに言い聞かせましょう。
  • (※)消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和2年6月末時点で27機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
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担当:消費者安全課