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Vol.559 7月19日から「子どもの事故防止週間」です!

図:子どもの事故防止週間ポスター:水の事故に気を付けて(家の中でも外でも)「洗髪中は、子どもを浴槽から出して」「ライフジャケットを必ず着用し、天候にも注意」「転落の危険!海でもライフジャケットを忘れずに」「風で流されやすい浮き具は、大人の手の届く範囲で」

消費者庁を含む関係10府省庁では、7月19日(月)から7月25日(日)までを「子どもの事故防止週間」として、「水の事故に気を付けて!-家の中でも外でも-」を共通テーマに、各関係府省庁がポスターやSNSなどを通じて、子どもの事故防止のポイントを呼び掛けていきます。

消費者庁からは、外出先での子どもの水の事故、御家庭内での子どもの溺水事故について注意を呼び掛けます。

  • 外出先での子どもの水の事故を防止するためのポイント
    【海】
    • ライフセーバーや監視員等がいるなど適切に安全管理が行われている海水浴場で、指定された遊泳エリア内であることを確認して泳ぎましょう。
    • 大人はKeep Watchを心がけ、子どもから目を離さず手の届く範囲で見守りましょう。
    • 離岸流に注意!発生しやすい場所や対処などを知っておきましょう。
    • 堤防などで釣りをする際は、滑りにくく、かかとのある履物を履き、ライフジャケットを正しく着用しましょう。
    【川】
    • 必ず滑りにくく脱げにくいかかとのある履物を履き、ライフジャケットを着用して近づきましょう。
    • 風雨、落雷等の天候不良時や上流で雨が降っているときなど、河川等が増水するおそれが高いときには、川に近づかないようにしましょう。
    • 大雨が降っているときや降ったあと、流木が流れる、小石がゴロゴロ転がるなど土石流の前兆現象を確認したら、すぐに川や沢から離れて、少しでも高い場所などに避難してください。
    【ため池】
    • 立入禁止となっている場所には絶対に立ち入らないでください。ため池で遊ばないよう日頃から子どもと話しておきましょう。
    【プール】
    • プールへの安全な入り方を知っておきましょう。禁止事項などが定められていたら必ず守りましょう。吸い込まれると危険なので、排水口には近づかないようにしましょう。
    • 遊具や台などの下にもぐってはいけません。特に水上設置遊具を利用する際は、係員の指示に従い、適切な遊び方・注意事項・禁止事項を守りましょう。
    • 体調が優れない場合は遊ぶのはやめましょう。小さな子どもは、大人が子どもの体調を確認しましょう。

    新型コロナウイルス感染症の感染状況や感染防止対策に注意していただくとともに、適切なマスクの着用をお願いします。ただし、水中への転落時など非常時にはマスクを外してください。

  • 御家庭での子どもが溺水する事故を防止するためのポイント
    【子どもの見守り】
    • 大人が洗髪する際には、子どもを浴槽から出しましょう。浮き輪の使用中でも事故が発生しています。
    • 子どもは大人の後に浴室に入れ、先に浴室から出しましょう。
    • 子どもだけで入浴させないようにしましょう。
    【浴室等の水回りの環境づくり】】
    • 子どもが小さいうちは、入浴後は浴槽の水を抜くことを習慣にしましょう。
    • 子どもだけで浴室に入れないよう、ベビーゲートなどを設置しましょう。
    • 使用後の洗濯機、洗面器、バケツに水をためたままにしないようにしましょう。また、洗濯機にはチャイルドロックをかけて蓋を開けられないようにしましょう。
    子どもは声や音を出さず静かに溺れることもあります。少しの時間、少しの水量と油断せず、子どもの見守りと合わせて溺水事故が起こらない環境づくりを行いましょう!
(参考)
水の事故
家の中の事故
外遊び中の事故

担当:消費者安全課