ゆたんぽを安全に正しく使用しましょう! -ゆたんぽの破損・破裂等によりやけど事故が発生しています-
出典:一般財団法人製品安全協会
事故情報データバンクには、ゆたんぽに関連する事故情報が平成27年11月から令和2年10月までに108件寄せられており、うち68件がやけど事故で、その中でも治療に1か月以上かかっている重傷事故が31件発生しています。
ゆたんぽによる事故は、12月から2月にかけて多く発生しています。これは、寒くなるにつれ、ゆたんぽの使用機会も多くなることによるものと予想されます。ゆたんぽにはいくつか種類があり、それぞれ注意点が異なりますので、以下の点を守り、取扱説明書や注意表示をよく読んで使用しましょう。
- (1)使用前によく点検し、亀裂や破損がないか確認しましょう。製品の異常に気付いたら使用を中止しましょう。
- (2)製品ごとに指定された加熱方法、加熱時間を守って加熱しましょう。
- (3)長時間身体に接触させないようにしましょう。また、就寝時に布団を暖めるため使用する際は、就寝前に布団から出しましょう。
- (4)御家庭にあるゆたんぽがリコール対象になっていないか確認しましょう。
消費者庁公表資料
過去の消費者庁公表資料
参考
- 公表資料(「ゆたんぽを安全に正しく使用しましょう!」)に関する追加のお知らせ(令和2年12月18日)[PDF:208KB]
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構「電気暖房機器やゆたんぽ、カイロ等による事故の防止について」(平成26年12月25日)
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構「電気ストーブ等の電気暖房機器による火災及びゆたんぽやカイロ等による低温やけどにご注意ください」(平成27年11月26日)
- 埼玉県消費生活支援センター「蓄熱式湯たんぽの安全性に関するテスト」(平成31年3月26日)
- 日本カイロ工業会「電子レンジ加熱式湯たんぽ自主基準」
- 一般財団法人製品安全協会「ゆたんぽの使用にあたってのご注意」(メールマガジン第23号、配信日:令和2年10月25日)
- 消費者庁リコール情報サイト
安全啓発資料(動画)
独立行政法人製品評価技術基盤機構
担当:消費者安全課