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第1部 第1章 第3節・第4節 最近注目される消費者問題|概要

第1部 消費者問題の動向と消費者の意識・行動
第1章 消費者事故等に関する情報の集約及び分析の取りまとめ結果等
第3節 消費生活相談件数の推移
第4節 最近注目される消費者問題

最近注目される消費者問題

  • 若者の相談では、インターネットや美容関連の相談が上位に。
  • 20歳未満のオンラインゲームに関する消費生活相談が増加。

図表6 若者の商品・サービス別上位相談件数(2020年)

図表7 「オンラインゲーム」に関する消費生活相談件数の推移(年齢層別)

  • 高齢者の消費生活相談は前年に続き減少。相談全体に占める高齢者の相談の割合は約3割。

図表8 高齢者の消費生活相談件数の推移

図表9 消費生活相談の契約当事者の属性(2020年)

  • 商品・サービス別では前年に続き迷惑メールや架空請求を含む「商品一般」が最多。ただし、件数は半減。
  • 定期購入を含む「他の健康食品」は増加傾向。2020年はマスクを含む「保健衛生品その他」が上位に。

図表10 高齢者の商品・サービス別上位相談件数の推移

  • 販売購入形態別では「通信販売」の割合が増加。「店舗購入」や「訪問販売」、「電話勧誘販売」の割合は減少。
  • 「インターネット通販」に関する相談が増加。商品・サービス別では商品の相談が増加しており、中でも商品未着・連絡不能(事業者との連絡がつかない)等のトラブルが多くみられる。

図表11 消費生活相談の販売購入形態別割合の変化

図表12 「インターネット通販」に関する消費生活相談件数の推移(商品・サービス別)

図表13 商品未着・連絡不能等に関する消費生活相談件数の推移

  • 通信販売での「定期購入」に関する消費生活相談は引き続き増加傾向。2020年は約6万件で過去最多。
  • SNSが何らかの形で関連している消費生活相談も引き続き増加傾向。

図表14 「定期購入」に関する消費生活相談件数の推移(商品別)

図表15 SNS関連の消費生活相談件数の推移(年齢層別)

  • ※相談内容としては主に以下のような事例がみられる。
    (1) SNSでの広告をきっかけとしてトラブルになる事例
    (2) SNSでの勧誘をきっかけとしてトラブルになる事例
    (3) SNSで知り合った相手との個人間取引でトラブルになる事例

担当:参事官(調査研究・国際担当)