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第1部 第2章 第1節 消費と資源|概要

第1部 消費者問題の動向と消費者意識・行動
第2章 【特集】つくる責任、つかう責任、減らす責任~食品ロス削減―持続可能な社会のために~
第1節 消費と資源

暮らしから考える資源と消費

  • 資源・環境問題等の社会的課題は、消費者政策において重要施策の一つ。
  • 一般廃棄物の排出量は、2000年頃までは増加していたが、近年は減少傾向。一人1日約900gのごみを排出。
  • 家庭から排出される「燃やすごみ」の約4割が生ごみ(京都市)。

図表27 ごみ総排出量と一人 1 日当たりごみ排出量

図表28 「燃やすごみ」の組成(重量ベース)(京都市)

資源・環境問題に対する意識

  • 食品の廃棄物とプラスチックの容器包装に対しては、衣類、古紙、びん類、缶類等と比べて、消費者の関心が突出して高い。
  • いずれも社会的課題として、消費者、事業者、行政等が連携協働して取り組んでいくことが必要。

図表29 捨てる量を減らさなければならないと強く感じるもの(1位が多い順)

【食品ロス削減】

  • 2019年10月
    「食品ロス削減推進法」の施行
    国民運動として、食品ロスの削減を推進
  • 2020年3月
    「食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針」を閣議決定

【プラスチックごみ削減】

  • 2019年5月
    「プラスチック資源循環戦略」を策定
  • 2019年6月
    G20大阪首脳宣言において
    「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を共有
  • 海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2050年までにゼロにすることを目指す声明

担当:参事官(調査研究・国際担当)