第1部 第2章 第1節 消費と資源|概要
第1部 消費者問題の動向と消費者意識・行動
第2章 【特集】つくる責任、つかう責任、減らす責任~食品ロス削減―持続可能な社会のために~
第1節 消費と資源
暮らしから考える資源と消費
- 資源・環境問題等の社会的課題は、消費者政策において重要施策の一つ。
- 一般廃棄物の排出量は、2000年頃までは増加していたが、近年は減少傾向。一人1日約900gのごみを排出。
- 家庭から排出される「燃やすごみ」の約4割が生ごみ(京都市)。
資源・環境問題に対する意識
- 食品の廃棄物とプラスチックの容器包装に対しては、衣類、古紙、びん類、缶類等と比べて、消費者の関心が突出して高い。
- いずれも社会的課題として、消費者、事業者、行政等が連携協働して取り組んでいくことが必要。
【食品ロス削減】
- 2019年10月
「食品ロス削減推進法」の施行
国民運動として、食品ロスの削減を推進 - 2020年3月
「食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針」を閣議決定
【プラスチックごみ削減】
- 2019年5月
「プラスチック資源循環戦略」を策定 - 2019年6月
G20大阪首脳宣言において
「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン※」を共有
- ※海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2050年までにゼロにすることを目指す声明
担当:参事官(調査研究・国際担当)