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COLUMN2 大学生のキャッシュレス決済に関する消費行動について

消費者行政新未来創造オフィス(以下「新未来創造オフィス」という。)では、基礎研究プロジェクトとして、「大学生のキャッシュレス決済に関する調査・分析」を行いました。全国の大学生を対象に、年齢、性別等の基本的な属性のほか、自炊の頻度や携帯電話の利用時間等の日々の生活、利用頻度や満足度等、キャッシュレス決済に関するアンケート調査を実施し4,783人から回答が寄せられました。また、その中から532人を対象とし、2週間のうちに購入した商品・サービス等の金額、場所、決済手段、不要な買物、店舗のキャッシュレス可否等について消費行動調査を実施し、274人から回答を得ました。

アンケート調査では、この半年間でのキャッシュレス決済の利用頻度を聞いたところ、「ほぼすべての買い物で利用している」と回答した人の割合が21.4%、「買い物する際の2回に1回程度は利用している」の44.1%と合わせて65.5%の大学生がキャッシュレス決済を日常的に使用していることが分かりました(図表1)。また、キャッシュレス決済に関するトラブルの経験があるか聞いたところ、「読み取り、認証が上手くいかなかった」が14.3%、「操作に時間がかかったり、とまどったりした」が13.2%等、QRコード決済に関係すると思われるトラブルの割合が高いことが分かりました(図表2)。

消費行動調査では、買物総額9,294,298円のキャッシュレス決済の比率(現金、金券以外の比率)をみると51.1%であり、単純に比較はできませんが、政府の2025年度の目標である4割程度1よりも高くなっています(図表3)。

図表1 キャッシュレス決済の利用頻度、図表2 キャッシュレス決済に関するトラブルの経験、図表3 キャッシュレス決済の比率

担当:参事官(調査研究・国際担当)