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電気機械器具品質表示規程(十七 卓上スタンド用蛍光灯器具)

別表第二(第二条関係)

十七卓上スタンド用蛍光灯器具

  1. (一)用途の表示に際しては、次の表の上欄に掲げる照度による区分に応じそれぞれ同表の下欄に掲げる用語を用いて表示することとし、照度の表示に際しては、当該用語の次に括弧書きで当該卓上スタンド用蛍光灯器具の通常の使用状態における最低の照度が表示される照度以上であるようにルクス単位で表示すること。この場合において、照度は、日本産業規格C八一一二(LED卓上スタンド・蛍光灯卓上スタンド(勉学用、読書用))に規定する測定方法によりランプ中心直下の点を中心とし、卓上スタンド用蛍光灯器具の前方半径三十センチメートルの円の三分の一の円周上において測定する物とする。
    照度による区分 用語
    五百ルクス以上 精細作業用
    五百ルクス未満三百ルクス以上 読書用
    三百ルクス未満 一般作業用
  2. (二)蛍光ランプの形式の表示に際しては、日本産業規格C七六〇一(蛍光ランプ(一般照明用))に規定する蛍光ランプの形式の表し方により表示すること。
  3. (三)全光束の表示に際しては、日本産業規格C七六〇一(蛍光ランプ(一般照明用))の光学的特性に規定する試験方法で測定した数値に、次に定める方法により算出した安定器光出力係数及び温度補正係数を乗じた値をルーメン単位で表示すること。
    1. 安定器光出力係数は、日本産業規格C八一一八(蛍光灯安定器―性能要求事項)のランプ電力及び電流試験又は日本産業規格C八一一七(蛍光灯電子安定器)のランプ電流及び光出力試験の規定により、周囲温度が摂氏二十五度プラス・マイナス二度の状態で測定した実用安定器の光出力値を試験用安定器の光出力値で除した値とする。
    2. 温度補正係数は、次の表に掲げる数値とする。
      管壁温度(単位°C) 温 度 補 正 係 数
      直管形蛍光ランプ又は環形蛍光ランプ(環形高周波点灯専用形蛍光ランプを除く。) 環形高周波点灯専用形蛍光ラン コンパクト形蛍光ランプ
      一重環形のもの 二重環形のもの 二本管形のもの 二本管形以外のもの
      39 1.000
      40 1.011 1.000
      41 1.000 1.000 1.030 1.007
      42 1.000 1.007 1.046 1.012
      43 1.000 1.013 1.060 1.016
      44 1.000 1.018 1.071 1.019
      45 0.998 1.024 1.080 1.019
      46 0.994 1.028 1.086 1.016
      47 0.989 1.032 1.091 1.012
      48 0.983 1.036 1.094 1.007
      49 0.977 1.039 1.096 1.002
      50 0.970 1.041 1.096 0.996
      51 0.962 1.043 1.094 0.989
      52 0.954 1.044 1.092 0.981
      53 0.945 1.044 1.088 0.973 1.000
      54 0.936 1.044 1.083 0.964 0.994
      55 0.926 1.044 1.077 0.955 0.988
      56 0.917 1.042 1.071 0.946 0.982
      57 0.907 1.040 1.063 0.936 0.974
      58 0.896 1.038 1.056 0.926 0.965
      59 0.886 1.035 1.047 0.916 0.955
      60 0.875 1.031 1.039 0.906 0.944
      61 0.864 1.027 1.030 0.895 0.933
      62 0.854 1.013 1.020 0.885 0.922
      63 0.843 1.018 1.011 0.875 0.910
      64 0.832 1.012 1.001 0.865 0.898
      65 0.821 1.006 0.991 0.855 0.886
      66 0.810 0.999 0.981 0.845 0.874
      67 0.800 0.993 0.972 0.836 0.863
      68 0.789 0.985 0.962 0.826 0.851
      69 0.778 0.978 0.952 0.817 0.840
      70 0.767 0.970 0.943 0.808 0.829
      71 0.757 0.962 0.934 0.799 0.818
      72 0.746 0.954 0.925 0.790 0.807
      73 0.735 0.946 0.916 0.782 0.797
      74 0.725 0.937 0.907 0.774 0.788
      75 0.714 0.929 0.899 0.766 0.779
      76 0.703 0.920 0.890 0.758 0.770
      77 0.692 0.912 0.882 0.750 0.762
      78 0.681 0.903 0.874 0.743 0.754
      79 0.670 0.895 0.867 0.736 0.747
      80 0.659 0.888 0.859 0.730 0.740
      81 0.647 0.879 0.852 0.724 0.734
      82 0.635 0.868 0.844 0.719 0.728
      83 0.623 0.857 0.837 0.716 0.722
      84 0.610 0.845 0.713 0.716
      85 0.597 0.833 0.711 0.711
      86 0.583 0.822 0.706
      87 0.568 0.809 0.701
      88 0.696
      89 0.691
      90 0.686
      • 備考:管壁温度は、周囲温度が二十五度プラス・マイナス二度の状態で、日本産業規格C八一一二(LED卓上スタンド・蛍光灯卓上スタンド(勉学用、読書用))に規定する正常姿勢で、卓上スタンド用蛍光灯器具に日本産業規格C八一一八(蛍光灯安定器―性能要求事項)の附属書D試験用ランプ又は日本産業規格C八一一七(蛍光灯電子安定器)の附属書B試験用ランプに規定する該当ランプを装着し、定格周波数の定格電圧を加えて点灯させ、ランプの管壁温度が安定するまで継続したのち、ランプの管壁の最冷点の温度を測定した温度とする。
  4. (四)消費電力の表示に際しては、日本産業規格C八一〇五―三(照明器具―第三部..性能要求事項通則)の七・五に規定する方法により測定した数値をワット単位で表示すること。
  5. (五)エネルギー消費効率の表示に際しては、前(三)の数値を前(四)の数値で除した数値を小数点第一位まで表示すること。
  6. (六)使用上の注意の表示に際しては、次に掲げる事項を製品の形状又は品質に応じて適切に表示すること。ただし、該当する事項がない場合は、この限りでない。
    1. 使用方法に関する注意事項
    2. 点検・手入れに関する注意事項
  7. (七)表示には、表示した者の氏名又は名称を付記すること。
  8. (八)表示は、卓上スタンド用蛍光灯器具ごとに、消費者の見やすい箇所に分かりやすく記載してすること。ただし、使用上の注意については、本体又は取扱説明書に表示すること。

担当:表示対策課