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コーデックス規格策定プロセスの特徴

コーデックス規格策定のプロセスには以下の特徴が挙げられます。

  • 規格の策定プロセスが明確です。コーデックス規格は8つのステップを経て作られます。
  • 規格原案や規格案に対して、加盟国のみならず、オブザーバー機関として登録された非政府組織(NGO)や国際機関も書面によりコメントを提出できます。ただし、規格採択のための議決には加わることはできません。
  • 報告書及び会議文書が公開されています。コーデックス委員会のホームページ(英語、フランス語、スペイン語)で、コーデックスの各会議の報告書や会議文書が公開されています。
  • コーデックス規格及び関連するテキストの策定や改訂作業は、コーデックス委員会及び関連部会に委ねられています。コーデックス委員会及び関連部会は、新たな科学的知見に基づき、既存文書を適宜改訂し、また加盟国のニーズに応じて新たな文書を策定します。
  • コーデックス規格と関連文書は、健全で科学的な分析と事実に基づかなければならないとされています。科学的な根拠も無く、単にそれぞれの国の実情をコーデックス規格に反映させようとする姿勢は、基本的にコーデックス規格の策定プロセスにおいては受け入れられません。

科学的根拠・知見に基づいて策定されるのが、コーデックス規格の大きな特徴といえます。

担当:食品衛生基準審査課