安全面に配慮された製品に関する取組
安全面に配慮された製品の規格、安全面に配慮された製品に付けられるマークを紹介しています。
安全面に配慮された製品の規格
JIS(日本産業規格)
安全面に配慮された製品に付けられるマーク
PSCマークは、国の定めた技術基準に適合した製品に付けられ、Product(製品)、Safety(安全)、Consumer(消費者)を表しています。対象製品には、製造又は輸入事業者に国の安全基準に適合しているかどうかの自己確認が義務付けられている「特別特定製品以外の特定製品」と第三者機関の検査が義務付けられている「特別特定製品」に指定されているものがあります。「特別特定製品」には乳幼児用ベッドやライターも指定されています。
一般社団法人日本公園施設業協会が遊具の構造、設置面の素材、点検・修繕方法、表示等の規準を策定し、その基準に適合した遊具に貼付されています。
SGマークは、Safe Goods (安全な製品)を表し、一般財団法人製品安全協会が定めた安全基準に適合していることを示すマークです。
万が一、SGマーク付き製品に欠陥があり、それを原因として人身損害が発生した 場合、対人損害を賠償する制度も付加されています。
SGマークの表示対象の子ども向け製品には、ベビーカー、すべり台、乳幼児用ベッド、抱っこひも、幼児用ベッドガードなどがあります。
STマークは、14歳以下の子ども向け玩具に付けられるマークで、「安全面について注意深く作られたおもちゃ」として玩具業界が推奨するものです。一般社団法人日本玩具協会が策定した玩具安全(ST)基準に適合していることを検査で確認した玩具はSTマークが表示されます。また、STマーク付きの玩具には対象年齢が記載されています。対象年齢が低い玩具は、その部品が喉に詰まらない大きさである、部品が外れにくい、尖った部分がない等、より安全性に配慮した設計をするようにされています。
Sマークは、電気用品安全法を補完し、電気製品の安全のための第三者認証制度により「Sマーク認証基準」に適合した製品に貼付されています。Sマーク付電気製品は、第三者認証機関によって製品試験及び工場の品質管理の調査が行われています。実際の認証製品には、Sマークと製品を認証した機関のロゴマークと組み合わせて表示されます。現在、店頭で販売されている主な電気製品(テレビ、冷蔵庫等)の約7割にSマークが貼付されています。 対象となる品目は、電気用品安全法の対象製品457品目 (特定電気用品116品目、特定電気用品以外の電気用品341品目)の他、あらゆる電気製品です。
キッズデザイン賞は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」、「子どもたちの創造性と未来を拓(ひら)くデザイン」そして「子どもたちを産み育てやすいデザイン 」というキッズデザインの理念を実現し、普及するための顕彰制度です。
乳幼児用品や玩具などの子ども向けの製品・サービスに限らず、大人向けのものでありながら、子ども目線を持った、良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動なども対象として幅広く募集するもので、受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められます。
社会的、文化的な見地から公正な評価を与えられた受賞作品は、その情報や成果と共に広く社会で共有し、今後の産業・研究活動と子ども環境の高度化を図ることを目的としています。
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担当:消費者安全課