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Vol.596 ドラム式洗濯乾燥機内の閉じ込め事故に注意!

図:「チャイルドロック機能」つけ、さらにゴムバンドを掛けたドラム式洗濯乾燥機と、扉を開けられない子どものイラスト

日本小児科学会の傷害速報(※1)によると、ドラム式洗濯乾燥機内に入り込んで閉じ込められ窒息死する事故が報告されています。

  • 「自宅内でかくれんぼをしている途中から子どもの姿が見えなくなった。数時間しても戻らないため家族が探したところ、洗濯機のドラム内に体育座りをするような姿勢で入り込んでいる子どもを発見した。発見時、洗濯機の扉は完全に閉まっていた。緊急搬送後、死亡が確認された。
    当該洗濯機には閉じ込め事故に関する警告表示があり保護者は認識していたが、子どもが扉を容易に開けられないための「チャイルドロック機能」は日常的には使用してはいなかった。なお、万が一閉じ込められても内側から扉を押し開けることができる「閉じ込め防止機能」は搭載されていなかった。」(8歳)

ドラム式洗濯乾燥機の前面にある扉は、子どもの身長でも中をのぞいたり、自力でドラム内に入ったりすることが容易にできる高さにあります。子どもがドラム内に入り、扉を閉めてしまった場合、密閉されたドラム内で窒息してしまうおそれがあります。

こういった事故事例を踏まえて、万が一閉じ込められても内側から扉を押し開けることができる構造となるよう、2018年5月には電気用品安全法の技術基準における要求事項が明確化されました(※2)。しかし、家庭で使用されている従来の製品の中には、そういった構造ではないものもありますので注意が必要です。

  • 閉じ込め時に内側から開けられる構造かどうかによらず、洗濯機を使用していないときは扉を閉めて「チャイルドロック機能」を活用しましょう。
  • 「チャイルドロック機能」が無い場合は、洗濯機に子どもを近づけないよう、洗濯機を置いている部屋に鍵をかける、ベビーゲートを設置する、近くに乗りやすい台を置かないなどの対策を取りましょう。扉にゴムバンド等を掛けて開かなくする工夫も一つです。
  • 親の注意を理解できる子どもには、中には絶対入らないこと、閉じ込められた場合は内側から扉を力強く押すか蹴るなどして脱出を試みることをよく言い聞かせましょう。

日本電機工業会によると、ドラム式洗濯乾燥機の使用に当たって以下の注意喚起を行っています。

  • 子どもにドラム内をのぞかせないこと。
  • 子どもを洗濯機に近づかせないこと。
  • チャイルドロック機能を活用すること。
  • 使用後はドアを閉めること。
(参考)
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担当:消費者安全課