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Vol.563 洗濯機での事故に気を付けましょう!

図左:子どもが洗濯機の前に置いてある踏み台に乗って洗濯機をのぞき込み、中に落ちそうになっているイラスト、図右:ドラム式洗濯機の蓋が開かないようにゴムバンドを掛けて止めてあるイラスト

今年も暑い日が続いています。ご家庭で洗濯機を使用する頻度も増えているのではないでしょうか。消費者庁・国民生活センターには、子どもの洗濯機での事故の情報が寄せられています。

  • 「子どもがドラム式洗濯機のドアに手をかけていたことに気づかず、保護者が勢いよくドアを閉め、手を挟まれてしまった。」(1歳)(※1)
  • 「子どもが「すすぎ」運転中の洗濯機の蓋を開けて腕を入れ、回転中の洗濯物に手が絡んで抜けなくなり、指を負傷する重傷を負った。」(5歳)(※2)
  • 「幼児が電気洗濯機の中で死亡していた。チャイルドロックの設定をしていなかったため、幼児から目を離した際に、幼児がドラム内に入ってドアが閉じてしまい、これに気付くのが遅れて窒息したものと推定される。」(※2)

洗濯機が完全に停止していない状態で蓋を開けて手を入れると、回転している洗濯物が巻き付いてけがをするおそれがあり、とても危険です。洗濯機を使用する際はチャイルドロックをかけ、蓋を開けられないようにしてください。蓋に手を挟んでけがをする可能性もあるため、洗濯機の周囲で遊ばせないようにしましょう。踏み台になるようなものも周りに置かないようにしてください。

また、ドラム式洗濯機に子どもが入ると、中に閉じ込められて窒息してしまうおそれがあります。洗濯機を使用していないときも、チャイルドロック機能を活用しましょう。チャイルドロック機能が無い場合は、蓋にゴムバンドを掛けるなどの工夫がおすすめです。

  • (※1)医療機関ネットワーク事業:消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和3年8月現在で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています。
  • (※2)事故情報データバンク:消費者庁が(独)国民生活センターと連携し、関係機関から「事故情報」「危険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるためのデータ収集・提供システム(平成22年4月運用開始)。
(参考)
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担当:消費者安全課