Vol.551 公園の遊具からの転落に注意しましょう!

消費者庁・国民生活センターには、子どもの遊具からの転落による事故に関する情報が医療機関(※)から寄せられています。
- 「滑り台のはしごを上がっている際に、2mの高さから転落。顔面を打撲し、2日間入院した。」(1歳)
- 「ジャングルジムで遊んでいる際に約50cmの高さから転落し、右腕を骨折した。さらに、近くのブランコで後頭部を打撲。」(1歳)
- 「トンネル状の遊具(高さ約4m)から転落し、頭からコンクリート上に落下。頭蓋内骨折により、入院した。」(4歳)
4月から5月は暖かくなり、子どもが外で遊ぶ機会が増えますが、遊具の事故報告が増える時期でもあります。施設や遊具の対象年齢を守り、年齢に合った遊具で遊ばせましょう。また、未就学児が遊具で遊ぶときは大人が付き添いましょう。遊ぶときは、ひもやフードのない服で、水筒やかばんなどは身に着けないようにしましょう。首などに絡まるおそれがあります。
そして、遊具の不具合や破損など危険な箇所を見付けたら、利用を控え、管理者に連絡しましょう。
- (※)消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和2年10月1日時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
担当:消費者安全課