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Vol.541 ベビーカーからの転落事故に注意!

ベビーカーは子どもを連れて外出するのに便利な製品ですが、子どもを正しく乗せて使用しないと、ベビーカーから子どもが転落するなど、大きな事故につながる可能性があります。消費者庁には、ベビーカーの使用中に起こった事故情報が、医療機関()から、寄せられています。

  • 「子どもをベビーカーに乗せて坂道を散歩していたところ、ベビーカーが段差に引っ掛かった。シートベルトの装着を忘れていたため、子どもは前に転落(高さ50cm)。コンクリートで顔面打撲。」(0歳)
  • 「ベビーカーにベルトをせずに子どもを乗せて停車させていた。ベビーカーのフックに荷物をかけていて、重みでベビーカーごと後ろに仰向けで転倒。高さ60cmで下はコンクリート。保護者は横にいて兄弟をみていて、一瞬離れた隙の出来事。すぐに泣いて、意識の消失や嘔吐はなかった。」(0歳)

シートベルトを装着せずに子どもをベビーカーに乗せると、転落して大けがをするおそれがあるので止めましょう。また、ベビーカーのフックに重い荷物をぶら下げると、ベビーカーがバランスを崩し転倒することがあるので止めましょう。
ベビーカーを使用するときは、取扱説明書等に記載されている使用方法を守り、必ずシートベルトを装着して安全に使用しましょう。

()消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(令和2年10月1日時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

(参考)
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担当:消費者安全課