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Vol.536 子どもの急性アルコール中毒に注意!

消費者庁には、医療機関()から子どもがアルコール飲料を誤って口にし、急性アルコール中毒になった事故情報が寄せられています。

  • 「アルコール濃度10%の缶酎ハイ(ブドウ味)を、マグカップに入れて置いておいたところ、子どもが誤って50mlくらい飲んでしまった。保護者が見たときには顔が赤かった。」(1歳)
  • 「夕食後、保護者が飲み残してテーブル(高さ約50cm)に置いたままになっていたワインを、保護者が2~3分目を離したすきに子どもが飲んだ。しばらくして顔が少し紅潮し、ぐったりとしてきたので受診。」(0歳)

アルコール飲料を子どもの手が届くところに放置していると、子どもが飲んでしまうことがあります。

また、アルコール飲料には、容器にフルーツが描かれているなど、表示をよく確認しないと清涼飲料と間違いやすいものもあり、容器に記載されている「酒マーク」やアルコール分表示は、まだ字が読めない子どもには理解できません。

節目の時期となり、ご家庭でお酒を飲む機会も増えると思いますが、アルコール飲料は子どもの手の届かない場所に置き、子どもが誤って飲まないように注意しましょう!特に、飲みかけを置いたままにしないよう気を付けましょう。

()消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和2年10月1日時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

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担当:消費者安全課