Vol.530 身の回りの製品を点検しましょう!
11月は製品安全総点検月間です。長期間使用している製品や、リコール対象製品がご家庭にありませんか?また、製品の掃除や点検を怠っていませんか?
身近な製品による重大な事故は、毎年1,000件程度発生しています(※1)。製品による事故は、製品の欠陥・不具合だけでなく、誤使用や不注意、長期の使用による劣化でも発生します。消費者庁の事故情報データバンク(※2)には、製品の欠陥や劣化によって発生した事故情報が寄せられています。
- 「電動アシスト自転車のバッテリーを充電中、バッテリーを焼損し周辺を汚損する火災が発生した。」(リコール対象品)
- 「製造から20年以上経過した除湿機を使用中、製品を焼損し周辺を汚損する火災が発生した。」
- 「コンセント接続部にほこりなどが蓄積し、異常発熱が生じて製品及びその周辺を焼損する事故が発生した。」(※3)
製品は長期間使用すると、経年劣化による破損や発火等を原因とする事故につながるおそれがあります。古い製品で異常を感じたら使用を止め、修理や買替えを検討しましょう。
また、ご家庭にある製品がリコールされた場合には、製造事業者や製品を購入した販売店に連絡しましょう。リコール対象製品は、消費者庁のリコール情報サイト(※4)でも確認することができます。
- (※1)経済産業省ニュースリリース「11月は製品安全総点検月間です」
別紙4 製品安全について「家庭内の事故を防ぎましょう!!」 - (※2)「事故情報データバンク」は、関係機関から「事故情報」「危険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるために、消費者庁が独立行政法人国民生活センターと連携して運用しているデータ収集・情報提供システム(平成22年4月運用開始)。なお、事実関係及び因果関係が必ずしも確認されていない事例を含みます。
- (※3)NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター)プレスリリース「点検しましょう。ほこりを払ってキレイに年越し~5年で191件、配線器具の火災事故~」
- (※4)消費者庁リコール情報サイト
- (過去の公表資料)
- (過去の関連メール)
担当:消費者安全課