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Vol.526 はさみなどの刃物を子どもが勝手に使わないように!

イラスト:室内で小さな子供がハサミを触っている

ハロウィンやクリスマスを控え、子どもと一緒に衣装作りや室内装飾をする際に、御家庭ではさみやカッターなどを使用する機会があると思います。消費者庁には医療機関()から、はさみやカッターなどの刃物で子どもがけがをした事故情報が寄せられています。

  • 「はさみを使用していたところ、人差し指を切った。出血が止まらず病院を受診。洗浄を行い、圧迫止血。」(2歳)
  • 「上の子どもと遊んでいたところ、カッターナイフを取り出し、保護者が気付いたときは血まみれで手のひらを深く切っていた。」(1歳)
  • 「段ボールを彫刻刀で切っていたところ、誤って人差し指を切った。動静脈及び神経断裂。入院にて手術。」(7歳)
  • 「お風呂に保護者と一緒に入っていたところ、シャンプーを取るつもりで誤って落としたカミソリを子どもが握ってしまい、人差し指を切った。4針縫合。」(4歳)

刃物でのけがは、傷が深いと後遺症が残る場合もあります。子どもの刃物でのけがを防ぐため、以下のことに気を付けましょう。

  • 子どもがはさみなどの刃物を持ち出し、勝手に使用しないように、手の届かないところに保管しましょう。また、使用後はきちんと片付けましょう。
  • 子どもが刃物を扱うときは、正しい使用方法や刃を握ったらけがをするなどの危険性を教え、保護者の目の届く場所で使うようにしましょう。
  • 兄弟・姉妹がいる御家庭では、上の子どもが刃物を使用中は、下の子どもが近づかないように保護者が注意しましょう。
  • カミソリを使用したらすぐに子どもの手の届かないところに保管しましょう。

()消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和2年10月1日時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

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担当:消費者安全課