Vol.522 ペダルなし二輪遊具の事故に注意しましょう!
ペダルなし二輪遊具は、自転車に乗る前の幼児がバランス感覚を養える遊具として人気ですが、思わぬ転倒で子どもがけがをする事例が発生しています。
消費者庁には、医療機関(※)から、子どもがペダルなし二輪遊具によって負傷した事故情報が寄せられています。
- 「ペダルなし二輪遊具で坂道を下っていたところ、前方に転倒した。ヘルメットは着用していたが、前額部をぶつけ大きく腫れた。」(3歳)
- 「ヘルメットをかぶらずにペダルなし二輪遊具に乗って遊んでいたところ、前につんのめるようにバランスを崩し、頭から転倒。ほほに擦り傷と前額部に大きなこぶができた。」(5歳)
重大な事故を未然に防ぐため、大人がその危険性をしっかりと理解したうえで走行させるようにしましょう!
ペダルなし二輪遊具に乗るときは、主に次のことに気を付けましょう。
- 道路では使用しないようにしましょう。
- 使用前には取扱説明書や本体の注意表示をよく確認し、坂道など危険な場所では絶対に使用しないようにしましょう。
- ヘルメットを着用し、さらにグローブやプロテクターなどの保護具を併用するとともに、裸足やサンダルではなく、靴を履くようにしましょう。
- 必ず保護者が付き添い、子どもだけで遊ばないようにしましょう。
- 使用前には部品に緩みやがたつきなどがないか確認しましょう。
(※)消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和2年8月末時点で27機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
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担当:消費者安全課