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Vol.520 楽しいお弁当の時間に思いがけない事故も!

イラスト:お弁当を食べている子どもが、誤って保冷剤を食べてしまいそうになっているところ

まだまだ暑い日が続くため、お子さんにお弁当を持たせる御家庭では、作ってから食べるまでにお弁当が傷まないように注意が必要です。最近では、市販の保冷剤以外にも、冷凍食品(枝豆等)、市販のゼリーやかわいいパッケージ容器に入れた手作りゼリーを凍らせ、保冷剤代わりに使うなど、「食べられる保冷剤」を用いるなどの工夫をされている御家庭も多いようです。お弁当の保冷方法もさまざまですが、消費者庁には、保冷剤に関する事故情報()が寄せられています。

  • 「食後、お弁当についていたカラフルな保冷剤がオレンジゼリーとそっくりだったため、ゼリーと間違えて食べさせてしまった。」(保育園児)
  • 「キャラクターの書かれている保冷剤を全量食べてしまい、救急外来を受診した。」(2歳)
  • 「祖父母の家に遊びに行ったところ、凍った保冷剤をはさみで切って、誤って食べた。摂取した量は、2口程度であった。」(3歳)

お弁当の時間は楽しいものですが、カラフルなもの、かわいいものが入っていると、食べ物と勘違いして、子ども本人だけでなく、第三者も誤って、食べさせてしまう可能性があります。
お弁当に食べられないものを入れるときは、お子さんや第三者にもわかりやすくしておきましょう。

消費者安全法に基づく事故情報の通知及び消費者庁が(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より提供を受けている医療機関(令和2年8月末時点で27機関が参画)からの事故情報(医療機関ネットワーク事業)。

(参考)過去の配信メール

担当:消費者安全課