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Vol.508 耳や鼻に異物が詰まる事故にご注意ください

好奇心旺盛な子どもは周囲の物に興味を持ちますが、それが小さな場合、耳や鼻に詰めてしまって思わぬ事故につながるおそれがあります。消費者庁には医療機関(※)から、このような子どもの事故情報が寄せられています。

  • 「リビングでラムネを食べていた。突然泣き叫んだため保護者が見に行くと、右の鼻の穴にラムネが入っていた。自分で取ろうとして指で奥に入れてしまった。」(2歳)
  • 「左の耳にBB弾1個を入れて、出てこなくなった。」(5歳)
  • 「子どもの耳掃除をしたときに、耳の中にピアスのキャッチが入っていることに気が付いた。いつ入れたかは不明。痛がらないし、聞こえてはいる様子。医療機関を受診すると2つ入っており、1つは鼓膜に入り込んでいた。」(3歳)

子どもの耳や鼻の中に異物が入っているのが分かっても、無理に取り出そうとすると、どんどん奥へ入っていき、内部を傷つけてしまう危険性があります。無理に取り出すことはせず、医療機関を受診しましょう。また、小学生でも、耳や鼻に異物を入れてしまう事故は起きています。耳や鼻に物を入れてはいけないことや、もし、入ってしまったときには、すぐに保護者に知らせることを教えるようにしましょう。

  • (※)消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(令和2年5月末日時点で27機関が参画) から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業) 。
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担当:消費者安全課