文字サイズ
標準
メニュー

Vol.507 歯磨き中の歯ブラシでの喉突き等の事故に注意!

虫歯予防や口の中の衛生のため、歯磨きは大切な生活習慣です。その一方で、消費者庁には医療機関(※)から、子どもが歯ブラシをくわえたまま転倒し、喉を突く等の事故情報が寄せられています。

  • 「歯ブラシをくわえたままの子どもが、寝そべっていた年上の子に乗り掛かって転倒した。子どもの口の中には歯ブラシが刺さっていて、保護者が歯ブラシを抜いたところ、先端に血液が付着していた。口の中を受傷し3日間入院した。」(1歳)
  • 「自宅にて歯ブラシをくわえたまま転倒し、口の中に傷を負い出血した。経過観察の目的で1泊入院となった。」(3歳)

歯ブラシによる喉突き事故等を防止するため、特に、事故が多い1歳から3歳頃までの子どもに歯磨きをさせるときは、次のことに気を付けましょう。

  • 歯磨き中は、保護者がそばで見守り、歯ブラシを口にくわえたり、手に持ったまま歩き回ったりさせず、床に座らせて歯磨きをさせましょう。
  • 子ども用歯ブラシは、喉突き防止カバーなどの安全対策を施したものを選びましょう。
  • 保護者が仕上げ磨きをする際の仕上げ用歯ブラシは、喉突き事故のおそれがあるため、子どもには持たせず、子どもの手の届かない場所に置きましょう。
  • (※)消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(令和2年5月末日時点で27機関が参画) から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業) 。
(参考)
過去の関連メール

担当:消費者安全課