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Vol.505 屋外・屋内にかかわらず、子どもの熱中症に注意しましょう!

夏も目前に、気温の高い日も多くなってきましたが、熱中症には注意しましょう。
消費者庁には、医療機関(※)から、子どもの熱中症に関する事故情報が寄せられています。

  • 「昼前から祖父の家のサンルームで遊んでいた。昼過ぎから腹痛、おう吐1回、発熱、頭痛、体の痛みがあったため、救急外来を受診した。」(5歳)
  • 「友達の家に遊びに行き、暑い室内でゲームをしていたところ、徐々に頭痛、寒気を認めたため、帰宅した。保護者が熱を測ったところ、38.2°Cあった。本人が悪寒を訴えていたため、救急外来を受診した。」(9歳)

特に子どもは、体温調節機能が十分に発達していないため、屋外・屋内にかかわらず熱中症を防止するため、以下のポイントに注意しましょう。

  • 子どもの様子を十分に観察しましょう。顔が赤い、ひどく汗をかいているなど子どもに異変がある場合には、涼しい環境で十分に休息させましょう。
  • こまめに水分や塩分を補給し、特に遊びの最中には、定期的な休憩を取らせましょう。
  • 通気性の良い服を選ぶなど外出時の服装に注意し、帽子も忘れずに被らせましょう。
  • 日頃から、栄養バランスの良い食事や適度な運動を通して、暑さに負けない体作りをしましょう。

めまいや頭痛、吐き気等、熱中症が疑われる症状がある場合には、まず涼しい環境で十分に休息させ、症状が改善しない場合には医療機関を受診しましょう。

  • (※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(令和2年4月末日時点で27機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。
(参考)
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担当:消費者安全課